Googleマップで世界を旅する“謎解きゲーム”……企画・監修はドラクエ開発者

　バーであなたを見つめていた男は、姿を消した恋人の父親の代理人であると名乗り、あなたに1枚の写真を手渡し、「そこに写っている場所へ行き、ある人物と会う」という仕事を依頼する。彼女が消えた理由を知りたいあなたはスペインに向かった……。

　サントリーホールディングスは24日の1日限定で、動画共有サービス「YouTube」のトップページにおいて、アドベンチャーゲーム「WORLD MYSTERY TOURS by COCKTAIL TOURS（ワールドミステリーツアーズバイカクテルツアーズ）」を無料展開する。

　このゲームは、Googleマップのストリートビュー機能によって、世界中の街並みを歩いているようなゲームだ。企画・監修は「ドラゴンクエスト」シリーズを手掛けた眞島真太郎氏と杉村幸子氏が担当し、ストーリー性に富んだ内容になっている。サントリー関係者によると、YouTubeのトップページで、ユーザーインタラクティブな形式を用いた広告コンテンツが展開されるのは日本初だそうだ。

　ゲームの中では、主人公であるプレイヤーはフリーランスの旅ライター。彼女との記念日の夜、ふたりでディナーを楽しもうと彼女の家へと向かう。ところが彼女は見つからず、その日以降も彼女は現れない。プレイヤーはいつものバーに現れた“謎の男”から、1枚の写真とともに、ある“仕事”を依頼されて物語はスタートする。謎解きのキーアイテムとなる「カクテルツアーズ」とともに、世界中を飛び回って彼女の手がかりを探す。

　「カクテルツアーズ」は、グラスにそそぐだけでカクテルが楽しめる“RTS（Ready To Serve）”タイプの酒。「モヒート」「カイピリーニャ」「サングリア」「ホワイトサングリア」の4種類に加え、2月からは「桜モヒート」を春季限定で販売中だ。希望小売価格は700ml入りが1028円（税別）、300ml入りが500円（税別）。アルコール度数は15％。

　YouTube上では＜序章＞および＜第1章＞～アンダルシアの女～を24日に公開する。「カクテルツアーズ」ブランドサイトでは同日0時00分より、＜第2章＞～リベルダージの日本人～、＜第3章＞～ハバナから愛をこめて～を公開する。そして25日9時00分より、「カクテルツアーズ」ブランドサイトにおいて、全ゲームを再度公開する。