『ウルトラマン』に登場した国立競技場セットを再現! 4月2日から
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2日のオープニングセレモニーは、特撮に関する知識が深く、ウルトラマンシリーズのファンでもある俳優・佐野史郎と、モデル・南條有香が登場した。佐野は「円谷英二の特撮をこうして世界に発信できればいい」、南条は「お兄ちゃんと怪獣ごっこをして楽しんでいました。科学特捜隊の女性隊員ではなくて怪獣だったんですけど。こうして本物に会えてうれしい」とそれぞれコメント。
円谷英二(1901年~1970年)は特殊撮影技術の第一人者であり、自ら開発した技術は特撮映画界に多大な功績を残し「特撮の神様」と呼ばれている。本展は、来場者が彼の特撮技術、ウルトラマンシリーズ誕生秘話、特撮の魅力を体感することを意図した。円谷英二と、彼の下に集った若いスタッフが送り出してきた、「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」を題材に、円谷特撮に迫る。
展示の目玉は、『ウルトラマン』第19話「悪魔はふたたび」の撮影現場(1964年東京オリンピック開催時の国立競技場でウルトラマンとアボラスが闘うシーン)のスタジオセットを再現した大ジオラマだ。特撮の小道具や、コスチューム、怪獣や星人などの展示のほか、参加体験コーナーもあり、往年のファンはもちろん、子ども連れのファミリーも楽しめる。
佐野の記憶に残る最初の特撮作品は、1962年の「キングコング対ゴジラ」だという。「その前、1961年の『モスラ』も映画館に行っているのですが、父によると、怖がって見ていなかったそうです。だから記憶にないのですね。TVで『ウルトラQ』が始まった時のことははっきり覚えていて、毎週怪獣を見られると飛び跳ねて喜びました。台所の場所まで覚えています」。いずれも特撮は円谷英二が担当している。
佐野は特撮の世界観が好きで、好きな怪獣1体、好きな作品1本をあげるのは難しいと言うが、敢えて挙げるなら、「ウルトラQ」の「2020年の挑戦」だという。「ケムール人は怖かったあ。夜中の遊園地であんなのに追いかけられるんですよ。でも今回展示してあるのをみると意外とかわいいですね(笑)」。
「円谷英二 特撮の軌跡展」は新宿高島屋の後、京都高島屋(4月17~27日)、大阪高島屋(5月1~12日)、横浜高島屋(7月30日~8月11日)と巡回する予定だ。
《高木啓》
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