【インタビュー】あらゆる体験の“きっかけ”を目指す!会員1000万人を突破した「auスマートパス」
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――今後の特典について、新たに考えられていることを教えてください
なにか新しい特定のジャンルということは考えていませんが、やはりエンターテインメントのリアルの場というのは、皆さんの思い出に残るものですし、ビジネスとしても非常に面白いと感じています。ライブを一緒に作っていくという話であれば、目の前に音楽好きの人たちが固まってくるわけです。そうなると、auはauスマートパス以外にもうたパスやKKBOXといった音楽サービスを持っていますので、ライブと連携しながらそうしたサービスを使ってもらったり、上手くau全体を楽しんでもらえるのではないかと。うたパスやビデオパスなど色々なものをつなげながら、もっとイベント自体も楽しんでいただく、そんなことが出来るようになっていくと、auというものの価値が増幅していくのではないかなと思っています。
それ以外にも、色々なイベントがあって、「人志松本のすべらない話」 のプレミアムライブ公演への特別協賛も決定しています。auスマートパス会員向けに先行予約や、抽選でイベント終了後の撮影会に参加できるといった特典を用意していきます。これは全国をまわる予定のイベントですが、「どうせ東京だけなんでしょ?」というイメージはやはりあるので、今後は支社単位でも意見を交換しながら、各地方でもラッキーをどう増やすか検討していきます。
■リアルも含めたあらゆる場における“きっかけ”になっていきたい
――UIや機能面での拡張予定について教えてください
ユーザーごとにタイムラインを出しわけるということはすでに開始しています。今後は、au IDのログイン率をもっと高めていって、それぞれのユーザーをしっかり捉えて常にベストなタイムラインを作っていきたいですね。今はまだ”探しにいく”というアクションが必要ですが、タイムラインさえ受けていればほぼ確実に自分の好きなものに出会えるようになればいいと思います。
これまで、「auスマートパスを通じてインターネットの海に出る」という言い方をしてきましたが、これからは、auスマートパスを介して初めて音楽を聴くようになったとか、初めて映画を観にいくようになったとか、何かに参加できるようになったとか、リアルも含めたあらゆる場におけるきっかけになっていきたいと思っています。
その一方で、来年度は凄く難しい挑戦をしていかないといけないとも考えています。フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行は上手く進んでいるのか否か?といった話もありますが、「スマホって難しいんだ」と感じて二の足を踏んでいる方もまだ多くいらっしゃいます。持ち始める理由も、たとえば小学生の保護者であれば、LINEが使えないとお母さんどうしの連絡が取れないので仕方なく、といった受け身の理由であったり。さらには、「必要性を感じないのでスマホは持たない」と決めている方々も。そういう方々にもスマホをお持ちいただけるようにする、というのが会社全体の戦略ですし、auスマートパスもその一翼を担いたい。「auスマートパスに入ればフィーチャーフォンより楽しくなるの?」「もっと安全に使えるようになるの?」ということをきっかけにしてお客様をスマホ、インターネットの世界にお連れ出来るように、という部分ですごく難しいトライになりますが、やっていきたいと思っています。
《白石 雄太》
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