中部テレコミュニケーション、NECらが11ac対応ギガホームゲートウェイを共同開発……ISPでは国内初 | RBB TODAY

中部テレコミュニケーション、NECらが11ac対応ギガホームゲートウェイを共同開発……ISPでは国内初

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「AtermWH862A/O(CT)」(左)と「AtermWH832A(CT)」
「AtermWH862A/O(CT)」(左)と「AtermWH832A(CT)」 全 3 枚
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 中部テレコミュニケーション(ctc)とNEC、NECアクセステクニカは10日、ctcが提供する光ファイバーインターネット接続サービス「コミュファ光」向けギガホームゲートウェイ「AtermWH862A/O(CT)」「AtermWH832A(CT)」を共同開発したと発表した。

 両製品ともONU(回線終端装置)内蔵モデルで、ACアダプタとONU~ホームゲートウェイ間のLANケーブルを削減し、容易な設置を可能としている。「AtermWH862A/O(CT)」は主に「戸建住宅」や「集合住宅」向け、一方の「AtermWH832A(CT)」は一部の「戸建住宅」や棟内VDSL方式等にて提供する「集合住宅」向けとなっている。

 無線LANはIEEE802.11n/g/bに加えて最大867MbpsのIEEE802.11ac、有線では最大1Gbpsのギガビットイーサネットに対応。5GHz帯の11ac、2.4GHz帯の11n/g/bの同時利用に対応したONU内蔵ギガホームゲートウェイが、ISPより標準提供されるのは国内初となる。

 簡単設定も特長。ギガホームゲートウェイを回線に接続して電源を入れるだけで、回線に対応するアカウントやパスワード、光電話の情報などが自動的にダウンロードされ、簡単にインターネット接続、光電話の設定が可能。スマートフォンやタブレット端末向けの無料アプリ「Aterm らくらくQRスタート」も提供され、QRコードを読み取るだけで設定が行える。

 また、「ECO」モードを搭載し、タイマー設定による無線LANの停止・減速、有線の通信速度の制限、LEDランプ(POWER/光電話/電話1/電話2を除く)の消灯を行う。これにより、「AtermWH862A/O(CT)」では最大40%、「AtermWH832A(CT)」では最大46%削減する。

 中部テレコミュニケーションでは、4月11日以降からサービス利用者に提供していく。本体サイズは「AtermWH862A/O(CT)」が幅60mm×高さ177.5mm×奥行195mm(突起部除く)/重量600g、 「AtermWH832A(CT)」は幅41mm×高さ177.5mm×奥行161mm(突起部除く)/400g。

《関口賢》

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