女性の美しさは自分の気持ち次第……「ダヴ：パッチ」を貼ってみた

　ユニリーバ・ジャパンが展開するビューティブランド「ダヴ」では、“自分の本当の美しさに気づかせる実験”動画「ダヴ：パッチ」を制作、ネットで配信している。実験は、「美しさは自分の気持ち次第で変化する」という結果になっている。

　ダヴの調査（2010年）によると、全世界で、自分を美しいと思っている女性は4％。女性の8割は自分のルックスに不安を感じているという。ダヴは、調査結果から、女性は自分の美しさを過小評価している傾向があると分析する。ダヴでは、女性にとって美しさは不安要素になるのではなく、美しさと前向きな関係を築くことで幸福感と自信が高まっていくと考える。この考えを実証するため、実験動画「ダヴ：パッチ」を制作した。実験動画は2013年4月に公開された「ダヴリアルビューティースケッチ」に続く第二弾だ。

　ダヴは、この動画を通じて、女性が自分の美しさに悩まず自信を持てるような世界を目指していく。

　実験動画「ダヴ：パッチ」には、カウンセリング心理学の研究者であるアン・カーニー・クック博士と10名の女性被験者が登場、以下のような実験を行なった。

「ダヴ：パッチ」実験動画ストーリー
1：アン博士による女性被験者たちへ心理カウンセリングを実施。
2：自分に対して自信を持つことができない自己発見の途中にある女性たちへ、肌につけるだけで、自分の美しさを認め、今よりも自信が持つことができる「ダヴ：パッチ」というビューティパッチを処方する。
3：“ダヴ：パッチ”をつけた女性被験者は、2週間の間、自分の気持ちの変化をビデオで撮影しレポートしていく。
4：2週間後、女性被験者はアン博士のもとを再訪。自分の気持ちの変化をアン博士に伝える。
5：しかし、アン博士から「ダヴ：パッチ」に特別なものは何も含まれていないことを告白される。女性被験者全員が、美しさは自分の気持ち次第で変化するものだという事に気付かされる。

　10名の被験者全員が「ダヴ：パッチ」をつけたことで、「普段は着ようと思わない服を身につけたいと思った」、「パッチをつける前より外出したくなるようになった」、「社交的になれた」など、気持ちが変化していく。女性たちは、美しいという感覚は内面から来ていることに気づき、変化をもたらすという実験に触発され、実験前よりも美しく幸福に感じるようになったという。