第2のシンデレラタイム……食事に掛ける時間が血糖値の上昇を抑える?
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“「食べる順番」は大切だと思いますか?”という質問では、全体の86%が“はい”と答えた。また、“「食べる順番」を意識したことがある”という質問では74%が“はい”と回答。具体的な方法としては“野菜を先に食べる”と回答した人が多く、認知度は76%に及んだ。
この野菜を最初に食べるというのは、食欲を抑えるとともに、糖質の吸収を緩やかにする効果が知られている。生野菜ならではの噛みごたえが満腹中枢を刺激し、さらに野菜に多く含まれる食物繊維が胃で膨張。血糖値の上昇を緩やかにすることで、血管などの老化が抑えられ、美容や健康などに効果があるとされる。
また、“美容や健康やダイエットのために行う食べ方として、最も続けやすいと思うものは何ですか?”という質問では、“食べる順番を意識する”が78%と圧倒的な支持を受けている。2位は“味付けを工夫する”だが、その回答率は9%とかなり低い。「量や食べるものを変えるのは続かないが、順番を変えるのは簡単」という意見もあり、美容のために食べる順番を意識している人はかなりの数にのぼると思われる。
“美容や健康、ダイエットといった “女性のキレイ”のため、女性が特に意識する必要があると思うタイミングはいつですか? ”という質問では、いちばん多かったのが「食事を取る時間」(46%)。2位は「寝ている間の時間」(44%)、3位は「お風呂に入っている時間」(34%)で、女性は食事を取るタイミングを一番気に掛けているのが分かった。
では、食事を取るタイミングとして、いちばん良いのはいつなのだろうか? 管理栄養士の浅野まみこ氏によると、食事を取る時間も大事だが、実は食事に掛ける時間も重要だという。具体的には一口目を食べてから、食事を終えるまでには20分ぐらいの間隔を空けるのが良いとのことだ。
また、食事にそこまで時間を掛けていられないという場合には、食物繊維を含む食品を事前に摂取しておくことでも十分な効果が期待できるという。最近ではこのような食前の時間にフォーカスした食品も増えてきた。例えば、養命酒酒造の「食べる前のうるる酢 ビューティー」には、レタス1個分にあたる4,600mgの食物繊維が含まれており、食前に飲むことで体調を整えられる。こうした食物繊維を含む飲料は、ほかにも雪印メグミルクの「食べ順 1日野菜プラス」などがあるので、自分の身体や嗜好に合うものを定期的に摂取するクセを付けておくと良いだろう。
《丸田》
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