業務利用iPad 2500台×3年分のノウハウとソリューションを公開……大塚商会「ビジネス骨太化計画モバイルパワー2014」(前編)
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ここではBトラックのセミナーのうち「仕事効率が上がる!業績アップに繋がる!タブレットの上手な使い方」(講師:大塚商会 共通基盤プロモーション部 井川 雄二氏)の概要をお伝えしよう。このセミナーでは、ビジネスでタブレットやモバイルデバイスを活用するためのポイント、iPad、Android端末、Windows 8.1端末の違いや特徴などが整理され、実際の活用事例とともに解説された。大塚商会は、3年前に営業部門を中心に約2,500台のiPadを導入し、自社の業務に活用してきた経験の蓄積がある。
まず井川氏は、タブレットの総出荷数のうち企業など法人が占める割合が2015年には20%近くになるとし、その中でも法人市場の伸びをけん引するのは大企業より中小・中堅企業だとする。近年の動きとしてWindow 8搭載のタブレットの存在にも注目し、今後は選択肢のひとつになるだろうと業界を俯瞰した。
続いて、多くの企業がタブレット導入時に悩みがちである、どんな機種を採用すればいいのかという点について次のようにまとめた。ポイントのひとつは重さとサイズ。ビジネス利用において、平均的なタブレットは6~700グラムでサイズは10インチタイプのものが現在は主流だという。7インチサイズは持ち運びは便利だが、客先で画面を見せたり会議資料を表示させるには10インチくらいが見やすいからだ。重さについてはiPad Airが400グラム台と軽量さで群を抜いている。
井川氏によれば、同社の実績や他社への導入実績から、iPadは便利だが、ノートPCの代替にはならないので注意が必要だという。Windows 8は、汎用OSベースであるためノートPCの代替として、軽量なWindows 8タブレットという選択肢は広がっていく可能性が高い。社内のデスクトップPCまではなくせないかもしれないが、ノートPCをタブレットに置き換えていけば、中長期ではコストダウンが期待できる。
(後編へ続く)
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