【Mobile Asia Expo 2014 Vol.3】メトロに乗って、上海街歩きレポート | RBB TODAY

【Mobile Asia Expo 2014 Vol.3】メトロに乗って、上海街歩きレポート

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【Mobile Asia Expo 2014 Vol.3】メトロに乗って、上海街歩きレポート
【Mobile Asia Expo 2014 Vol.3】メトロに乗って、上海街歩きレポート 全 15 枚
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 今回初めてMobile Asia Expoのレポートを担当させていただくことになった筆者は、実は中国自体にも初上陸。イベントのプレスバッジをゲットしたので、夕方から上海の街をメトロに乗って散策してみることにした。

 上海に訪れたことがある人ならばご存知だと思うが、この街の地下鉄交通はかなり発展している。路線は日々拡大していて、新しい駅もできているようだ。Mobile Asia Expo(以下:MAE)のメイン会場である上海新国際博覧センターの最寄り駅は「7号線」の端の「花木路」。今日はここから、上海の大きな電気街のひとつである「徐家匯(シージャーフイ)」という繁華街を目指してみた。

 余談だが、MAEの本家イベントであるMobile World Congressを今年の2月に取材した際には、プレスなど来場者には入場バッジとセットで、イベント期間中に地下鉄が無料で乗れる乗車券が付いてきた。「兄弟イベントなんだから、今回ももらえるのでは?」と思いながら、会場でプレス登録をしてみたところ、あっさりとプレスバッジだけ渡されたので、思わず「前みたいな感じで、地下鉄が乗り放題なチケットは付かないんですか?」と受付の女性に聞いてみたのだが、「そんなのないです」と一笑されてしまった。

 あきらめて地下鉄の複数日乗車券を調べて買うことにした。持参したガイドブックには1日乗車券なるものが販売されているという情報が載っていたので、こちらをあてにして窓口に向かったところ、もっと長い尺の「3日乗車券」が販売されていた。今日を含めて余裕でイベント期間中は使い倒しそうなので、今回はこちらを購入。値段は45元(約740円)だった。

 上海の地下鉄は駅も車両の中もキレイだ。車内を見回してみるとスマホやタブレットをいじっている人の数が非常に多いように感じられた。今日はたまたまかもしれないが、iPhone 5sを使っている人の比率も高いように思う。次いでサムスン、HTCといったところだろうか。スマホケースは蓋の付いているフラップタイプのものを使っている人が多く、またヨーロッパと一緒で、地下鉄の中で着信したら周りを気にすることなく電話に出るし、通話もするカルチャーのようだ。

 目的地のシージャーフイの駅に到着した。ガイドブックやら、Webに載っていた旅情報などで何となくこの街が電気街らしい、という浅い知識だけで上陸してしまったが。駅を出て周りを見渡してみても、想像していた秋葉原の電気街口的な風景はそこになかった。これは下調べが足りなかったか?と思い、あきらめて帰ろうかとしたら、駅の反対方向になにやら大きなレノボの看板を掲げたビルを発見。「百脳匯」という名前のそのビルのエントランスをくぐってみると、そこにはディープな電気街が広がっていた。

 地下から地上5階ぐらいまで、びっしりと携帯電話やらオーディオビジュアル、PC製品を扱うショップがひしめくそのビルに足を踏み入れると、ショップの店員がかなり積極的、いや激しく声をかけてくる。ビルに入った途端に「はい、じゃあこっちきて!」とぐいぐい誘導してくる40代後半ぐらいの女性がいたので、わけもわからず付いていくと、入口からずっと遠くにあるその人の店まで連れてこられたというオチ。ほろ苦い百脳匯ビル・デビューを果たしてしまったが、おかげで免疫ができて、それからショップの人にガンガン声をかけられても、物怖じすることなく冷静にウィンドショッピングが楽しめるようになった。

 結局、MWC 2014の取材以来何となく気になっていたNokia Xを購入。ここで金額をお伝えしてしまうと、「それボラれてるよ」と後からご指摘を受けることもありそうなので、敢えて胸の中に閉まっておくことにする(一応店のお兄さんの名誉のために言っておくと、MWCで発表のあった価格レンジの範囲内でした)。

 一服して購入した端末を眺めたりしたいと思い、館内のスタバに入った。やたらと広い店内で、洒落たテラス席なんかもある。壁の至る所にコンセントがあったので、電源が取り放題だったことにもなぜか胸がざわついた。日本のスタバではお馴染みの無料Wi-Fiサービスは、この店にもあることはあったのだが、電話番号のSMSを通じてキーコードが配られるため、日本の端末そのままでは使うことができないようになっていた。

《山本 敦》

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