【Interop 2014 Vol.45】日商エレ、仮想データセンタにおける自動化設定で、運用負荷を軽減 | RBB TODAY

【Interop 2014 Vol.45】日商エレ、仮想データセンタにおける自動化設定で、運用負荷を軽減

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日商エレクトロニクスのブース。商社系らしく、さまざまなベンダーの製品を取りそろえて紹介していた
日商エレクトロニクスのブース。商社系らしく、さまざまなベンダーの製品を取りそろえて紹介していた 全 4 枚
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 日商エレクトロニクスは、取り扱い製品をネットワーク基盤とコンピューティング基盤に分類し、商社系らしく各社のネットワーク製品を幅広く紹介していた。

 同社のブースでは、各社製品をマウントした2基のラックを設置し、それぞれのラックをデータセンタに見たてていた。ラック内に埋め込まれた具体的な製品は、WMD伝送装置(ADVA FSP3000)、バーチャル・シャーシ・ファブリック(Juniper QFX5100-48S)、イーサネット・ファブリック(Brocade VDX6740-48)、バーチャルコンピューティングプラットフォーム(Nutanix NX-1450/3451)、Cloud in a Rack(Pluribus SDN スイッチ E64/E48)などだ。

 デモでは、データセンタの仮想化において、ライブマイグレーションなどを行う際に、これまで手動で行っていた面倒な設定を自動化することで、運用の負荷を軽減できることを示していた。各ポート配下にいたVMが別のサーバ側へVMotionを行った際に、vCenter Serverと連動させて、BrocadeのVDX側でVMの位置を自動的に取得し、VMの移動に合わせて設定を変更するというものだ。

 もう1つの目玉はVXLANに関するものだった。こちらもVDXを利用し、物理ネットワークと仮想ネットワークが混在している環境でもゲートウェイとして動作することを確認するというデモだった。なお本ブースの動態展示ではJuniper製品のVXLANゲートウェイ機能は披露されていなかったが、ShowNetのほうではVXLANゲートウェイ機能の役割をしっかりこなしていた。

《井上猛雄》

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