【Mobile Asia Expo 2014 Vol.18】ドコモ開発担当者に聞く「ポータブルSIMを開発した理由」
エンタープライズ
モバイルBIZ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
【Mobile Asia Expo 2014 Vol.4】NTTドコモ、モバイル端末がSIMなしでも使えるようになる「ポータブルSIM」を出展
-
【Mobile Asia Expo 2014 Vol.5】ドコモブースにテスラのスマートCAR「MODEL 2」……今夏には日本にも登場予定

■商品化の時期はいつになるのか
では、ポータブルSIMはいつごろ商品化されるのだろうか。照沼氏は「まだこれから検討すべき事項が幾つか残っているので、現時点では明確にお答えできません」と答える。ただ、試作機としての完成度は高いので、商品化への道のりが遠いという訳ではでは決してないと村田氏は説明を加える。つまり、試作機のお披露目を遂げたので、これからはドコモ内部でのR&Dの枠を飛び越えて、外部の意見を多く集めて、より現実の使い方に即した製品へブラッシュアップしていくステージに入ったということなのだ。まだ具体的な内容については発表されていないのだが、日本国内では7月23日に、ポータブルSIMに関連するアイデアを一般から募るためのスペシャルイベントを開催する予定もあるそうだ。
照沼氏はポータブルSIMのグローバル展開についてもある方向性を見据えている。「ドコモの端末でしか使えないという限定的なかたちではなく、海外のキャリアの皆様にも多く採用いただいて、様々な端末どうしをワンタッチで切り替えながら使える環境を実現したいと考えています」。
本技術のキープレーヤーとなるモデムベンダーからはポータブルSIMの提案にポジティブな反響が多く返ってきているという。今後も国内・海外でポータブルSIMが繰り出す“次の一手”に注目が集まりそうだ。
《山本 敦》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
【Mobile Asia Expo 2014 Vol.4】NTTドコモ、モバイル端末がSIMなしでも使えるようになる「ポータブルSIM」を出展
ブロードバンド -
【Mobile Asia Expo 2014 Vol.5】ドコモブースにテスラのスマートCAR「MODEL 2」……今夏には日本にも登場予定
エンタープライズ -
【Mobile Asia Expo 2014 Vol.17】韓国SKテレコムが「ICT+α」を提案するスマートな製品を多数出展
エンタープライズ -
【Mobile Asia Expo 2014 Vol.6】ドコモがチャイナモバイル/KTとLTE国際ローミングの実験を公開
ブロードバンド -
【Mobile Asia Expo 2014 Vol.16】上海の地元メーカー「PHICOMM」のLTE対応ハイCPスマホ
IT・デジタル -
【Mobile Asia Expo 2014 Vol.15】MeizuのUbuntu OS搭載スマホは中国で年内発売予定……実機のハンズオン展示も
ブロードバンド -
ドコモとauのiPhone所有者が増加……MMD研究所調査レポート
IT・デジタル -
ドコモ iPad販売スタート……1GB増量キャンペーンとシェアパックが好評
IT・デジタル