アロマテラピーの活用方法、約9割の女性が勘違い中?
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この調査は、5月30日~6月4日の期間に、アロマテラピー検定を持っていない一般女性300名、AEAJ認定アロマテラピー検定1級または2級保有者300名、計600名を対象に実施されたもの。
まず一般女性(「アロマテラピー検定」の保有者ではない人)300名に、「ふだんの生活でアロマを活用することはありますか?」と聞いたところ、41%が「ある」と回答。「プチ不調を感じたときにアロマを使うことはありますか?」という質問でも、3割以上の女性が「ある」と回答しており、検定保有者ではなくとも、多くの女性が何らかの形で生活にアロマを取り入れている様子が伺える。
一方で、アロマテラピーの基本知識を一般女性に質問したところ、その正答率にはかなりの開きがあった。とくに、「精油は、100%天然(植物由来)ではなくてもアロマテラピーに使用できる(正解は×)」「精油は直接肌につけて使うことができる(正解は×)」「アロマテラピートリートメントは、精油成分が肌から浸透し全身に作用する(正解は○)」という質問については、それぞれ38%、49%、65%の正解にとどまった。とくに、3問すべてを正解した割合は、わずか11%に過ぎなかったという。アロマテラピーを取り入れてはいるものの、思い込みや誤った情報のまま、“自己流”で行っている女性が多いようだ。
AEAJでは、アロマテラピーを安全に楽しむためには、精油の取り扱い方法や心身の状態に合った選び方など、正しい知識が必要だとし、「アロマテラピー検定」を推奨している。同検定は1999年に始まり、これまでに35万人以上が受験している。アロマテラピー検定を取得した20~40代女性300名は、7割近くが、仕事や人間関係で役に立つといった声を寄せている。仕事においては「集中力アップ」「気分転換」「プチ不調対策」、恋人などパートナー間においては、「リラックスできる空間づくり」「体調管理のアドバイス」、友人間については「プレゼント」「アロマの使い方に関するアドバイス」「女子会の話題」といった声が多くみられた。同協会の特設ページでは、今回の調査結果とともに、アロマテラピーの活用方法を公開している。
《冨岡晶》
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