ギネス記録……デファクトスタンダードがフィリピンへ古着寄付 | RBB TODAY

ギネス記録……デファクトスタンダードがフィリピンへ古着寄付

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「一度に寄付した洋服の数」としてギネス記録更新
「一度に寄付した洋服の数」としてギネス記録更新 全 4 枚
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 ブランド品宅配買取サービスの「ブランディア」を運営するデファクトスタンダードは7日、フィリピンへの寄付活動の一環で収集していた衣類が12万着を超え、「一度に寄付した洋服の数」としてギネス記録を更新したと発表した。

 それを記念し同日、東京都世田谷区立東深沢中学校体育館で「ギネス授賞式」を行ない、ギネス記録更新確認作業後の衣類を詰めた1000箱の段ボールを使った段ボールアートを披露した。

 今回の活動は「世界記録チャレンジプロジェクト!」として、2012年12月にスタートし、約18ヵ月で記録を達成した。集まった古着の総数は7月7日現在で12万9302点。古着は日本赤十字社を通じ、フィリピンの孤児院や老人ホームに届けられる。

 今回の活動についてデファクトスタンダードの尾嶋社長は、「日本にはこれだけ多くの不要になった洋服があり、その一方でそれを必要とするニーズが存在するということを知ってもらいたかった。洋服の寄付が一般的になっていけばいい」と、支援の気持ちを語る。

 またこの活動に賛同した、東深沢中学校の生徒会を中心とした学生の協力を得て、古着の詰まった段ボール1000個を使用した、タテ約12m×ヨコ約18mの巨大段ボールアートが制作された。台風被災地フィリピンへ、応援の気持ちをアートで表現した。

 東深沢中学校には感謝のトロフィが贈られ、生徒会長の上ノ郷亮平君は「最初は驚きましたが、たくさんの方が協力してくれ、貴重な経験ができました」と生徒会のメンバー達との活動を誇らしげに語った。巨大段ボールアートの製作には約1ヵ月かかったという。

 デファクトスタンダードはこれまでにも、ランドセルをアフガニスタンへ寄付する活動や、東日本大震災の復興支援として、不織布製マスクを5万枚寄付するなどの社会貢献を行なっている。

《高木啓》

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