【宇宙博2014】翼で行く? エレベーターで行く!?…宇宙旅行の最前線
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ドリームチェイサーは、NASAやシエラ・ネバダ社が共同で開発する宇宙船。国際宇宙ステーションへの新たな民間輸送手段として注目されている船のひとつで、実物は全長9m、幅7m。最大7名のクルーと貨物を収容できる。
これまでのスペースシャトル・オービターなどと同様、地上へ帰還するさいは、旅客機と同じように滑走路へ着陸する。打ち上げロケットの上部に機体が取り付けられるなど、これまでのオービターとの違いもみられる。
また、Xコア社やヴァージンギャラクティック社などがすすめる宇宙旅行計画も注目されている。これらは地上から弾丸が弧を描くように旅するサブオービタル飛行(弾丸飛行)が想定されている。
地球を飛び立った宇宙船は、大気圏を抜け、高度100km以上の宇宙に到達したあと、数分間の宇宙滞在を経て帰還する。
いっぽう同イベントでは、「宇宙へはエレベータで行く」という可能性も紹介されている。赤道上の高度3万6000kmにある静止軌道ステーションと地上をテザー(ケーブル)で結び、エレベーターで地球と宇宙を行き来するという宇宙エレベーター構想だ。
会場には、宇宙エレベーター協会によるクライマーデモ機が展示され、ケーブルを伝って宇宙へと向かうイメージが紹介され、解説を熱心に聞く来場者の姿があった。
《大野雅人@レスポンス》
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