【レビュー】サムスン GALAXY Tab S 登場、速さと薄さを検証
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今回は容量がやや大きめのファイルでテストしたが、普通のファイルならもっと素早く画面に表示できる。最近ではプレゼンで資料を表示するなど、ビジネスシーンでタブレットを利用する機会が増えてきた。そんなときでもファイルの操作がもたつかないので、現場でやきもきせずに済みそうだ。
■わずか6.6ミリとボディは世界最薄クラス
タブレットは持ち歩いての利用が想定されるため、重さやサイズ感も重要なポイントとなる。その点、初めてGALAXY Tab Sを触った時に感じたのは、とにかく「薄い」という印象だった。厚さはわずか6.6ミリ。今年5月に発売された「Xperia Z2 Tablet」と並ぶ、既存最薄クラスの10型タブレットと言えるだろう。持ち歩くときにはカバンに“入れる”というより、しまった書類の隙間に“滑り込む”といった様子で、荷物に感じることはまず無い。重さも465グラムと比較的軽量だ。
その上で、携帯時の使いやすさを高めているのが、ホームボタンに搭載された指紋センサー。フリック入力に慣れた日本人は、大型タブレットの文字入力が苦手なものだが、これなら指1本でロックを解除できる。カバンからタブレットを取り出せば、すぐに使える状態になるというわけだ。なお、ホームボタンは画面を横位置で持ったときに、下に来るよう設計されている。このため、本体を横にした状態で、両手持ちで使うのが基本的なポジションになりそうだ。
そのほか、詳細にスペックを見ていくと、メモリーは3GBで、ストレージは64GB。メインカメラの解像度は約800万画素で、フルHDの動画撮影に対応している。これらは既存のタブレットの中を見渡しても、ハイエンドといえる内容だろう。
また、GALAXYシリーズでは定番の「マルチウィンドウ」にも対応しており、画面を2分割して2つのアプリを同時に表示することが可能。ゲームの途中に攻略情報をブラウザーでチェックしたり、プレゼン中に別の資料を表示するなど、アイディア次第でさまざまな使い方ができそうだ。
以上の特徴を踏まえてみると、10.5型のGALAXY Tab Sは、プライベートなら高負荷な動画やゲームも快適に利用が可能。また、ビジネスシーンでも優れた性能やディスプレイを活かして、プレゼンなどを優位に進めてくれそうだ。薄型軽量なので出張などの相棒として気軽に持ち歩けるのもポイント。公私ともにガッツリと利用できそうだ。
《丸田》
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