「花子とアン」葉山蓮子のモデル・柳原白蓮が起こした“事件”の真相は
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白蓮は、「花子とアン」のヒロイン・花子(吉高由里子)の腹心の友である葉山蓮子(仲間由紀恵)のモデルとなった人物で、「大正三美人」の一人としても知られる大正天皇の従妹に当る歌人。
同書籍には、福岡の炭鉱王・伊藤伝右衛門の妻だった白蓮が社会活動家の宮崎龍介と駆け落ちしたいわゆる「白蓮事件」の約5年後、昭和2年に白蓮が書いた幻のエッセイ・「我が恋愛観」を収録。エッセイには、「思はぬ人の妻! それこそ地獄ですわ、それは浮き川竹の遊女よりももつと哀れな可愛想な身の上だと思ひます」と白蓮事件を想像させる一文もあり、フリーラブを訴える白蓮の恋愛観が凝縮されている。
さらに、宮崎が昭和42年、「文藝春秋」に寄せた手記・「柳原白蓮との半世紀」、白蓮の娘が亡き母の思い出を語った「週刊文春」の記事・「『花子とアン』と『真珠夫人』実在モデル柳原白蓮 実娘が語る素顔」なども収録。「白蓮事件の真実」がわかる一冊となっている。
「文春e-Books 告白手記でよみがえる『白蓮事件の真実』」は8月8日より発売。価格は200円。
《花》
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