高田松原の再生、エコジョーズという選択……ブルー&グリーンプロジェクト
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環境保全・植樹活動の「ブルー&グリーンプロジェクト」は去る6日、東日本大震災で被災した、岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」の再生へ向けた市民活動を支援していくことを表明した。子役の谷花音をイメージキャラクターに起用し、プロジェクトを展開している。
プロジェクトを運営するベターリビングは、優良な住宅部品の開発・普及を中心として、住生活水準の向上を目的とした一般財団法人だ。そして、エコジョーズをはじめとする省エネ型ガス機器の普及にあわせた植樹活動が「ブルー&グリーンプロジェクト」だ。省エネ型ガス機器の普及による温暖化防止(ブルー)、植樹活動による緑化(グリーン)で、環境保全を目指している。
プロジェクトの進展やエコジョーズの仕組みについて、ベターリビング普及推進部の堤雄大氏、そして日本ガス体エネルギー普及促進協議会の富岡繁氏の2人に話を伺った。
現在、高田松原があった土地では、岩手県などによって松原の再生整備が進められている。再生予定地には、「高田松原を守る会」など市民による植栽・保育エリアが検討されており、その活動を「ブルー&グリーンプロジェクト」が資金と運営面で支援していく。
再生計画について、ベターリビングの堤氏は「高田松原の再生が予定されている土地は、周囲の山を削った土によって地盤をかさ上げします。再生に用いる苗木がそうした土や海沿いの厳しい環境に合うのか確認するため、試験植栽を行い、その知見を生かして本植栽に臨みます」と説明する。
●環境保全活動の目的が変る
「しかしながら、我々の支援の目標はそこだけにありません」と堤氏は語る。続けて「本植栽は2017年頃を見込んでいますが、植栽が完了しても松の木が成木となり、防災林としての充分な機能を果たし、あるいは市民が憩う松原になるまでには数十年の月日を見込まなければなりません。その意味でしっかりと高田松原を維持保全をしていくためには、現地の方々による自立的な保全活動が不可欠で、それを担う人材育成も支援するなど、数十年かかるとされる再生活動の基盤作りのお手伝いをしていきたい」との考えを示した。
《編集部》
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