東京都庁で「泡盛」40種類以上の飲み比べ……泡盛フェス開催へ | RBB TODAY

東京都庁で「泡盛」40種類以上の飲み比べ……泡盛フェス開催へ

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都庁で泡盛フェス
都庁で泡盛フェス 全 3 枚
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 泡盛の普及を目指す愛好者団体「東京泡盛会」(沖縄県酒造組合公認)は、東京都内で泡盛の魅力を伝えようと、約40種の泡盛の飲み比べイベント「都庁で泡盛フェス」を、9月9日、東京都庁45階の南展望ラウンジ「東京カフェ202」で初開催する。

 当日は現地13の蔵元がブース出店する。各社の銘柄を中心に、30年物の古酒のレアものをはじめ40種類以上の泡盛が準備される。

 沖縄県酒造組合によると2013年の泡盛の出荷量は2万674kl(前年比2.2%減)で、若者のアルコール離れなどが影響し、9年連続で前年実績を下回っている。県外への出荷量も前年比3.5%減だ。東京泡盛会はそういった状況のなか、愛好者らが2014年に結成した。結成後のキックオフイベントが今回の「都庁で泡盛フェス」だ。

 フェスでは、沖縄版ハイボールとして現地でも親しまれる、東京目黒発のお酒の割り材飲料「ハイサワー レモン」で泡盛を割るカクテル、「島ハイサワー」も提供される。ウエルカムカクテルとしてふるまうほか、販売元の博水社もブース出店し、各種泡盛をその場で割って提供する。東京で知名度のあるハイサワーで割る手軽な楽しみ方を知ってもらい、より泡盛を身近に感じてもらう。

 島ハイサワーは深夜TV番組「タモリ倶楽部」(09年9月放送)の“ハイサワーの試し割り”という企画がきっかけで誕生したカクテルだ。様々なお酒のハイサワー割りが試されたなか、出演者に最も好評だったのが泡盛のハイサワーレモン割りだった。これを機に、ハイサワーが沖縄県に出荷されるようになり、その後、博水社が「島ハイサワー」と名付けたという。

 さらに当日は泡盛を使った料理をはじめ、泡盛と合う料理がビュッフェ形式で提供される。三線片手に沖縄本島の民謡を歌う伊藤淳らによるライブも開催される。

 チケットはお土産付きで税込、前売り6000円、当日6500円。またレアものの泡盛を飲めるなどの特典が付いたプレミアムは100枚限定で7000円。予約サイトから申し込む。

 出店予定の蔵元(順不同):瑞穂酒造、瑞泉酒造、忠孝酒造、新里酒造、請福酒造、多良川、久米仙酒造、神村酒造、山川酒造、菊之露酒造、ヘリオス酒造、崎山酒造廠、沖縄県酒造協同組合。

《高木啓》

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