【CEATEC 2014 Vol.39】ポルシェ「パナメーラ」の全周囲俯瞰カメラシステムを体験
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アラウンドビューなど車の周囲を俯瞰した形でカーナビの画面などに表示するシステムは、国産車でも採用する車種が増えている。白線のある駐車場など目印がはっきりしている場所での駐車は非常に楽になる。
多くのシステムは、車体の前後左右の4か所に広角のカメラを設置し、その画像を処理して周辺の俯瞰画像を合成する。パナメーラのサラウンドビューシステムもこれと同じ原理だ。国産の類似システムとの違いは、表示モードが21種類と豊富なことだ。前後左右の個別表示や前後コーナービュー、見えにくい左前(右ハンドルの場合)の障害物や縁石などの見切りもできる。また、ポルシェの意向もあり、全周表示の画面での自車表示が横向きになっている。車と周辺をなるべく大きく表示させたいとの理由からだ。
なお、クラリオンは日産の純正ナビなどを手掛けており、アラウンドビューモニターの名前で製品化されているシステムも開発している。パナメーラのサラウンドビューはこの技術をベースにポルシェと共同開発したという。
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