【CEATEC 2014 Vol.41】世界最小・超低消費電力のBLEチップ……サイコロに組み込むと?
エンタープライズ
ハードウェア
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
【CEATEC 2014 Vol.40】驚きの極薄リチウム電池!ウェアラブル端末への展開も可能
-
【CEATEC 2014 Vol.39】ポルシェ「パナメーラ」の全周囲俯瞰カメラシステムを体験

チップサイズは2.5×2.5×0.5mmで消費電力は待機時で600nA以下。データ送受信時で4.9mA。動作電圧は0.9V~3.3Vと幅も広い。コントローラにはARM Cortex-M0(32ビット)が搭載される。アンテナピンが1本というのも特徴だ。
DA14580の評価キットに「スマートダイス」なるものがある。センサーとBLEモジュールに電池を組み込んだサイコロとそのデモアプリで構成される。デモアプリはApple Storeからダウンロードでき、サイコロを使ったゲームアプリだが、サイコロはプログラムの乱数ではなく、スマートダイスを使う。スマートダイスを実際に振って出た目でゲームが進行するというものだ。
これは小型化をアピールするための評価キットだが、他にも、ソーラーセルで動作するビーコン(室内光でも十分動作)、インテリジェントな汎用タグなどもあるという。国内ではCATEYEというサイクルコンピュータにDA14580が採用されている。
このサイクルコンピュータは、ほとんど万歩計サイズで後輪に取り付けられたセンサー情報から、距離と速度を計算する。簡単な表示は本体の液晶で行い、ログやグラフ化など高度な処理はスマートフォンアプリで行う。このセンサーからの情報とスマートフォンとの接続にBluetoothが利用されている。なお、オプションには体に取り付ける心拍センサーもある。
特集
この記事の写真
/
関連リンク
関連ニュース
-
【CEATEC 2014 Vol.40】驚きの極薄リチウム電池!ウェアラブル端末への展開も可能
エンタープライズ -
【CEATEC 2014 Vol.39】ポルシェ「パナメーラ」の全周囲俯瞰カメラシステムを体験
エンタープライズ -
【CEATEC 2014 Vol.38】ビーコン+フェリカチップで変わるオムニチャネルビジネス
エンタープライズ -
【CEATEC 2014 Vol.36】将来は電子母子手帳も!赤ちゃんのライフログツール、ムラタが提案
エンタープライズ -
【CEATEC 2014 Vol.7】東芝が「手話のできる人間型アンドロイド」“地平アイこ”さんを出展
IT・デジタル -
消費電力をスマホでチェック! 世界最小の無線LAN内蔵電力測定プラグ
IT・デジタル