データ放送、平均利用率は15.9%、月1回は約7割……ビデオリサーチと在阪民放3局が調査
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各局のデータ放送プログラムのなかに接触測定用のタグ(プログラム)を埋め込むことで、対象世帯がふだんと変わらない視聴環境のままとなるよう、調査を行った。測定をした接触情報はテレビに接続されたインターネット回線を通して収集し、ほぼリアルタイムで確認ができるフレームを構築。調査期間は2月17日~3月30日で、296世帯を対象に実施した。調査エリアは関西地区(大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県)。
その結果、データ放送の日々の平均利用率は 15.9%となった(ユニーク世帯ベース)。全42日間の調査期間におけるデータ放送の平均利用日数は9.3日。1か月間のデータ放送の利用率は、約7割に達した(ユニーク世帯ベース)。
データ放送の利用目的としては、主に「平日の朝帯に情報番組を見ながら『天気』や『ニュース』の情報を得る」ために使われていた。
また『視聴キャンペーン』『特別番組での番組連動コンテンツ』などを実施したときに、データ放送へのアクセス数が通常時よりも増えるという、一定の効果も確認された。
なおあわせて実施した意識調査では、データ放送の利用頻度が1年前と比べて増えた層は23.3%、データ放送に対して満足している層は25.4%であることも明らかとなっている。
《冨岡晶》
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