「毒ガス浴びた」……ビートたけしの“ほぼ単独ライブ”、過激すぎたその内容とは? | RBB TODAY

「毒ガス浴びた」……ビートたけしの“ほぼ単独ライブ”、過激すぎたその内容とは?

エンタメ ブログ
拡大写真
 27日に東京・渋谷のCBGKシブゲキで開催されたビートたけし出演のお笑いライブ。毒舌と諧謔に満ちた“たけし節”全開のライブとなったようで、小説家でタレントのいとうせいこうはTwitterで「二時間にわたる毒ガス浴びた」と同ライブを表現した。

 今回のライブは、たけし出演の番組で放送作家やブレーンも務める芸人のアル北郷のほか、たけし軍団の〆さばアタルも出演したが、その内容は多くの前予想通りたけしの“ほぼ単独ライブ”に。アル北郷は当日のたけしの様子についてTwitterで、「昼からテレビの二本撮りをこなし17時に会場入りさられた殿。そこから楽屋で2時間半喋りぱっなし。本番は御存知2時間喋り倒し。LIVE後の打ち上げではご来場くださったいとうせいこうさん、岸本加代子さん、久本雅美さんらを相手に0時半まで大漫談大会に。化物だ」とつづった。

 ビートたけしによるほぼ単独ライブという、ファンにとっては見逃せない貴重な機会だが、わずか200枚しか販売されなかったチケットは発売から1分で即完売。その後ネットオークションで数万円で取引されるプレミアチケットとなった。

 ライブタイトルは「たけしが毎週ニュースキャスターの楽屋で、『朝ズバッ!』なんかで使ったパネルを勝手に拝借して、イタズラ書きをしてはニュースキャスター後のS1でTBSに来ていた、爆笑問題田中の楽屋にそっと置いていたパネルが溜まったのでテレビでお披露目しようとしたら、何処の局からも相手されなくて、仕方なくLIVEでお披露目することになった、たけし的スライドショーなLIVE」と、ライブ開催に至った経緯はここから読み取れるが、肝心のライブ内容は、ネタバレ防止のためSNS等に書き込まないようにと観客に自粛が求められたらしくネット上にその詳細なレポートなどはほとんど見受けられない。ただ、会場を訪れたいとうせいこうによれば、「小さな小屋で二時間にわたる毒ガス浴びた。凄かった。打ち上げでも漫談が止まらなかった。凄かった。内容は一切書けない…」とのことで、ネタバレ防止以前に、SNSに書き込むにはあまりにも過激すぎる内容だったようだ。

 ただ、ライブ場外の情報からも、そのライブ本編の過激さをうかがい知ることができる。たとえばテレビ演出家で映画監督の片岡K氏は、当日のライブ会場前に掲示されたスタッフによる但し書きの写真をTwitterで公開。そこには、

「本日出演を予定しているビートたけしは今朝エボラ出血熱、デング熱等を発症した為、隔離病棟に搬送されましたが、本人の強い要望により隔離病棟を抜け出し、只今こちらに向かっております。あらかじめ御了承下さい。
というギャグを本人がやりたいと言っていたので、この但し書きを書きました。スタッフ一同」

 との文章が書かれている。

 まさにたけしのやりたい放題となったようだが、アル北郷によれば、ライブ打ち上げでたけしは「やっぱりダメなんだよな。漫才師だからかな。客前はあがるんだよな~」と語っていたそうだ。

《花》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

関連ニュース