電通、クラウド型ビッグデータ解析「Dentsu.io」提供開始

エンタープライズソフトウェア・サービス

注目記事

2014.11.12（水）12:25

　電通は12日、米トレジャーデータおよびクラスメソッドと協業し、クラウド型データ解析プラットフォーム「Dentsu.io」（電通アイ・オー）の提供を開始した。

　トレジャーデータは、データ収集から分析まで一貫した技術力に定評がある企業。また、クラスメソッドは、ビッグデータの運用を高速化する基盤の構築と運用に強みを持ち、世界で13社、日本国内では初となる「APNビッグデータコンピテンシー」企業に認定されている。

　「Dentsu.io」は、大容量の購買取引データ、広告配信ログ、サイトアクセスログ、各種のアプリケーションやモバイル端末のログデータ、センサーデータやマシンデータなど、さまざまな非構造的ビッグデータをクラウド上で自動収集・保管・分析できるプラットフォームだ。定期的なデータの自動処理に加え、ダッシュボードで必要な指標データをリアルタイムで可視化し、そこから膨大な元データに対して直接集計指示を出すことも可能。

　今後3社は、「Dentsu.io」を飲料、食品、自動車、化粧品・トイレタリー、リテール、エンターテインメントなどの顧客企業に提供していくとともに、ソリューションの開発に取り組む。

《冨岡晶》