体験してわかるポルシェPHEVの魅力……パナメーラS E-ハイブリッド試乗会
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試乗会は、レーサーやラリードライバーとして活躍し、自動車評論家でもありポルシェスポーツドライビングスクールのチーフインストラクターでもある清水和夫氏のトークセッションから始まり、その後参加者がドライブする試乗走行となる。クロージングセッションは、再び清水氏が登場し、参加者の感想や質問に答えて試乗会は終了という流れで進行した。
試乗コースは会場となったホテル周辺の一般道、高速道路、そしてクローズドの特設コースによるブレーキテストやスラローム走行を行うハンドリング路などだ。専門家の話を聞けるだけでなく、一般走行やスラローム走行なども試せるかなり充実した内容だ。
●イメージが変わった
走行性能のこだわりに妥協せず、先進の環境性能にも対応するポルシェのハイブリッド技術だが、ほんとうに走りと燃費が両立できているのだろうか。もちろんそれを体感するための試乗会だ。参加者の声を聞いてみよう。
西宮市から参加した40代男性は、普段は同じポルシェのボクスターに乗っており、他にも2台の車を所有し、バイクは6台持っているというかなりのメカマニアだ。仕事がバイオガスや燃料電池など新エネルギーに関係しているため、今回の試乗会に興味をもったことが参加のきっかけだそうだ。PHEVは初めての運転とのことだが、「PHEVのイメージが変わりました。これ1台でスポーツ走行から長距離のツーリング、普段の足となんでもいけそうですね」と感想を述べてくれた。現状は、複数台の車で用途や目的ごとに使い分けているが、燃費と走りを両立できるパナメーラS E-ハイブリッドによって新たな視点が生まれたようだ。
同じく西宮市から参加した女性は「想像していた車と違ってました。HVやPHEVというともっとつまらない車だと思っていましたが、ポルシェらしさがでていて、スポーツモードでは楽しませてもらいました」とコメント。はじめ、女性は「サイズが私には少し大きいかも、と思いました」と話したが、同伴していた彼氏は「最後の方は慣れて普通に運転していた」と語った。運転のしやすさも特徴のひとつだろう。
最後に兵庫県から参加したご夫婦はカイエンのオーナーだ。「一般的なHVとは違った走りでした。スポーツカーとしても楽しめるし乗り心地もよかったです。あとポルシェ車は安全性も高く乗っていて安心感がありますよね。普段の足や家族旅行にも使えそうで、かなり欲しくなりました」と、ご主人は試乗ですっかりパナメーラS E-ハイブリッドが気に入ったようだ。奥様は「乗り心地もそうですが、高速道路で音がしないのがびっくりしました。まるで空を飛んでいるようでした」と、未知の体験を楽しめたという。
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