中学生の5割・高校生の7割、ネット経由でニュースを入手……ベネッセ調べ
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![社会のできごとに関する情報入手経路[中高生全体]](/imgs/p/hDN4m_UJPEFczM0wl2KIHdtO9kFAQ0P9REdG/438209.jpg?vmode=default)
調査期間は2014年2月~3月で、全国28の中学校・高校が協力し、中学1年生~高校2年生9,468人から回答を得た。それによると、中学生の87.3%、高校生の96.9%が、ふだんインターネットやメールを使っていると回答(「使っている」「ときどき使っている」の合計)している。
またインターネット利用者にアクセスツールをたずねたところ、「スマートフォン」は高校生で86.1%と高いものの、中学生は42.1%にとどまっており、中学生は「パソコン」54.6%、「携帯音楽プレイヤー」28.5%、「タブレット端末」18.7%、「ゲーム機」23.8%など、アクセス方法が分散していた。
利用目的では、「コミュニケーション」としてメール、LINEなどのチャット、Twitter、SNSのいずれかを週1回以上行っていたのは、中学生の64.8%、高校生の92.1%。コミュニケーション目的での利用時間は平均1時間超で、仲間とのやりとりに欠かせないツールになっている実態が明らかとなった。インターネット利用者のうち、「メールがきたらすぐに返事を出す」のは中学生で63.3%、高校生で59.8%だった。また、「メールやチャット(LINEなど)を使いながら」勉強することがある比率は、中学生で24.3%、高校生で37.5%だった。
一方で、社会のできごとに関する情報(ニュース)の入手にインターネットを使う比率は、中学生で50.2%、高校生で68.3%と過半数が活用。とくに「Twitter」は利用率が高く、高校生では39.6%で、「家族との会話」35.1%、「友だちからのクチコミ」21.9%を上回った。なお、「インターネット上の情報について、正しさを確認する方法がわからない」と不安を感じている層は、中学生の38.9%、高校生の49.2%が「あてはまる」(とても+まあ)と回答し、一定数が存在している。
《冨岡晶》
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