オンライン銀行詐欺を防ぐ「IIJ不正送金対策ソリューション」提供開始
エンタープライズ
セキュリティ
注目記事

ここ最近、利用者がネットバンキングにログインした後にブラウザを乗っ取り、情報を改ざんする「MITB(Man in the Browser)攻撃」が増加医している。これに対し「IIJ不正送金対策ソリューション」では、インターネットバンキングにアクセスするための仮想アプリケーション環境を提供。本環境からユーザーPCへはブラウザの画面情報のみが転送・表示されるため、ユーザーPCを介した通信情報の窃取や画面の改ざんを防御することが可能となる。仮にユーザーPCがバンキングマルウェアに感染していたとしても、マルウェアは通信経路に介入できず、ユーザーは安全にバンキングシステムを利用できる。
本ソリューション導入にあたって既存のバンキングシステムを改修する必要はなく、導入済みのセキュリティ対策(ワンタイムパスワード、リスクベース認証等)と連携した活用も可能。ユーザー側にとっても、専用アプリケーションやブラウザプラグインなどのインストールは不要。
すでに国内のメガバンクで採用されており、今後はスマートデバイスや法人向けサービスについても順次対応する予定。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
国内のネットバンキング不正送金、上半期だけで18億円を超える
ブロードバンド -
シマンテック、デル、リコーら5社、不正送金対策の業界組織を発足
エンタープライズ -
法人向けネットバンキングの不正送金被害が急増
エンタープライズ -
総務省、ネットバンキング不正送金について注意喚起
ブロードバンド -
オンラインバンキングにおける不正送金、最新手口をIPAが解説
ブロードバンド -
「オンライン銀行詐欺」に遭わない方法、遭った場合の相談先
ブロードバンド -
オンラインバンキング悪用の不正送金、日本が標的に
ブロードバンド -
2013年の不正アクセスは2,951件、不正送金狙いが急増……警察庁・総務省・経産省調べ
ブロードバンド