【座談会】Apple Watchは流行るのか？通信速度はもう十分か？

　IT業界は2014年も様々な話題があった。編集部では格安SIM、ウェアラブル端末、通信速度という3テーマにしぼって座談会（というか雑談会）を開催。ここでは、その様子を紹介しよう。

■格安SIMは普及したか？

白石：昨年から話題になっていたMVNO格安SIM。今年は、なんだか毎月1社は参入しているような勢いで増え、販売されている場所もイオンやコンビニだったり、普通の人たちにも浸透してきた点が印象に残った。

馬場：ネットワークスピードとか繋がりやすさも伴って選択肢が広がった。コストパフォーマンスとの兼ね合いで格安SIMを考えるようになったのは事実。でも実際には国内の格安SIM市場は1.4％のシェアで、まだユーザーに広がっていない現状があるのかなと思う。

小板：当初は、古い端末はおじいちゃんとかおばあちゃんとか親とか、あとは子供に譲ってそれで格安SIMを使えばいいじゃないかという話があった。けど、全然そんな気配は無いし動きは無いね。だいたいSIMを入れて使うのが難しいので、初心者は使わない。SIMはいっぱい出てきたけれど、本当はどうなの？みたいな状態になっている。安い端末が出なきゃダメ。結局古い昔の端末なんて使いたくないと思う人は多い。

馬場：まぁ、そうかも。

白石：7、8万円する端末ばかり

小板：端末ってこんなに高かったのかって思っちゃう。

白石：だから端末一緒に購入セットっていうのが増えている。

馬場：最近はそう。一時期はSIMだけでチョット盛り上がりかけたんだけど、分かりにくいのでスマホセットでという。

小板：日本人はiPhoneが好きだけど、Androidで人気が高いのがXperia。でも乱暴な言い方をすれば、XperiaであろうがGalaxyであろうが、どっちでもいいんじゃないの？Xperiaなりの特徴は？

馬場：そんなに特徴は無い。

小板：無いの？

全員：(笑)

馬場：総合力でイイって。

小板：この前、あるジャーナリスト座談会に出たらみんなGALAXY Note Edgeを持っていた。

馬場：へ～。

小板：マニアな人達だからそういう結果だったのだろうけれど、普通の人たちはどうゆうつもりでAndroid端末を買うのかなて考えると、ブランドが強かったり。

白石：XperiaはZシリーズになってから何世代かを経て、今回のZ3でこなれてきた印象はある。よくまとまっていると思う。

小板：来年、VAIOブランドのスマホが出る。そうするとSONYブランドというよりVAIOブランドだというところでチョット期待ができる。

馬場：その通り。VAIOのファンってやっぱり根強いと思う。

小板：早く出せば良かったのに。