三谷幸喜、ドラマ試写会で「佐藤浩市の“死に顔”はすばらしかった」
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ドラマ『オリエント急行殺人事件』は、アガサ・クリスティーの世界的名作ミステリーを、三谷が物語の設定を昭和初期の日本に移し脚本化。昭和モダンが花開いた時代、超豪華寝台列車「特急東洋」を舞台にストーリーが展開していくドラマとなる。主演は野村萬斎が務め、他のキャストも佐藤をはじめ、松嶋菜々子、二宮和也、杏、玉木宏、沢村一樹、吉瀬美智子、石丸幹二、池松壮亮、黒木華、八木亜希子、青木さやか、藤本隆宏、富司純子 高橋克実、笹野高史、小林隆、草笛光子、西田敏行ら、実力派が多数そろう。
完成披露試写会では、三谷が「中学生の時に『オリエントの急行』を読み、映画を見て、ずっと“この物語の裏にはどんなことがあったんだろうか”と考えてきて、その答えが今回やっと出せたという感じ」と、ドラマを完成させた感想を述べた。続けて、「テレビドラマに関わる人間として、ドラマの可能性がまた広がったのではないか」と語り、この作品への自信をのぞかせた。
被害者を好演した佐藤については、「佐藤浩市の“死に顔”はすばらしかった。本当に死んでしまったんじゃないかなっていうくらい見事な死に顔」と絶賛。佐藤はそれに応じて、「12時間、ずっと“死に顔”だった。だから、自分が映っていない時のセリフを覚えていて、そこで息をしていた。そこまで息ができないことがつらかった」と撮影秘話を披露した。
ドラマ『オリエント急行殺人事件』は、11日および12日連続で、どちらの日も午後9時から、フジテレビ系で放送される。
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