シャープ、300億円の赤字に
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
同期間の連結経営成績は、売上高2兆0904億3600万円(前年同期比 3.1%減)、営業利益512億5600万円(同 37.1%減)、経常利益181億4500万円(同 51.7%減)、四半期純利益マイナス71億7200万円(前年同期177億2000万円)となり、大幅赤字になった。
スマートフォン「AQUOS CRYSTAL X」、ヘルシオお茶プレッソ、IGZO液晶ディスプレイなど、独自商品を投入する一方、全社にわたるコストダウン、総経費の徹底削減などを推し進めたが、液晶テレビやエネルギーソリューションの販売減少、中小型液晶の価格下落の影響などから、売上高が前年同期より減少、利益も大幅に下がった。さらに過年度法人税の計上などが加わり、最終的に71億円の損失となった。
これを受けシャープは、2015年3月期通期の業績予想(2014年10月31日に発表)を修正。売上高2兆9000億円に変更はないが、営業利益を1000億円から500億円に、経常利益を500億円からゼロ円に下方修正。純利益300億円を見込んでいたが、マイナス300億円の赤字となる見込み。
《冨岡晶》
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