地下でも災害時でも通信可能、業務用IP無線機「SmaTALK II」
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
FOMA通信網を利用しているが、電話ではなく無線機。通信エリア内なら全国どこでも距離に関係なく無線通話を行える。1対1だけでなく1対200といった多数の通話も端末台数が許す限り可能で、優先通話として割り込むこともできる。
無線免許が不要で、既存の通信インフラを使うため、新たな基地局の設置が必要ないなど、従来の業務無線機と比べると自由度が大きい。通信周波数はW-CDMA、800MHz、2100MHzで、人口カバー率100%となっている。無線LANによる接続にも対応する。
過去の大規模災害時には、携帯電話では通話はできなかったがメールやツイッターなどは使用できたという事例があり、緊急災害時の利用方法も期待できそうだ。今回はSC向けの展示だったこともあり、地下や建物など施設内での通信が可能な点を押し出していた。既に航空会社などに大量導入されている実績がある。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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