ニユートーキヨー数寄屋橋本店、77年の歴史に幕……カウントダウン時計点灯式に林家たい平
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点灯式には、落語家の林家たい平が出席した。たい平は修行時代から27年間の“ニユートーキヨー愛好家”で、「黒豚のカミカツ」や「ザワークラウト(キャベツの酢漬け)」「グリルソーセージの盛合わせ」などがお気に入りだという。
たい平はニユートーキヨーへの思い入れを語り、常連客のおじいさんに教えてもらったという、「黒豚のカミカツ」の、キムチドレッシングのかかった千切りキャベツを包んで食べる“おすすめの食べ方”を披露。約4リットルの「お化けシュタイン」と呼ばれるシュタインジョッキで出された生ビールを飲み、ご満悦の様子だった。77年間の歴史を刻んできた煉瓦にメッセージを頼まれると、たい平は「笑顔をありがとう」と書き込んだ。
点灯式のスイッチが押される直前には、たい平が、「世界の皆さん、2020年待ってますとかけて、カウントダウンの時計を押すと解きます。その心は“New Tokyo”(ニユートーキヨー)に、会いに来て」と“なぞかけ”を披露し、会場を沸かせた。
「黒豚のカミカツ」は、薄いタイプの肉を使用し、サクサクとした食べ応えが面白いカツ。たい平が紹介した、キャベツをカミカツで包む食べ方では、キムチドレッシングの酸味がアクセントになり、ソースなどをつけなくても楽しめる。
「グリルソーセージの盛合わせ」はザワークラウトが添えられている。じんわり肉汁あふれる、肉々しいソーセージと、シャキシャキと甘いザワークラウトの組み合わせが、“昭和的なおしゃれ感”(?)のあるメニューだ。
創業当時のレシピを再現したオリジナル生ビール「復刻の生 1937」は、まろやかで飲みやすく、後味もすっきりした“やさしい味”で、ビールが苦手な若者にも飲みやすそうだ。
同店では、77年の感謝を込めて『数寄屋橋本店、ファイナル大感謝祭!』と題した様々なイベントやキャンペーンを行う。
《浦和武蔵》
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