JR山手線29駅でMVNO4社の回線速度を比較……ドコモに比べ遜色なし
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調査対象は、NTTコミュニケーションズ「OCNモバイルONE」、インターネットイニシアティブ「IIJmio」、日本通信「b-mobile」、ビッグローブ「BIGLOBE LTE・3GデータSIM」、ドコモ(参考値)の5社のSIM。JR山手線内回り全29駅のホーム中央付近にて、通信速度テストを行った。
その結果、同じドコモ回線を利用していても、大きな差があることが明らかとなった。全駅でのダウンロード平均速度がもっとも速かったSIMは、24.2 Mbpsで「IIJmio」。以下、「OCNモバイルONE」19.1Mbps、「b-mobile」9.1Mbps、「BIGLOBE LTE・3GデータSIM」6.7Mbpsの順となっている。
なおドコモは最速の31.1Mbpsを記録しているが、「OCNモバイルONE」「IIJmio」は、調査駅によってドコモに近い通信速度が出たことも多かったという。20Mbps以上の高速通信ができた駅は、ドコモ18駅に対し、IIJmio17駅、OCNモバイルONE12駅。これを見る限りスピードや安定性に遜色はなく、MVNOでも充分に対応できることが分かる結果となっている。
アップロード平均速度は、「IIJmio」10.9Mbps、「b-mobile」10.2Mbps、「OCNモバイルONE」9.5Mbps、「BIGLOBE LTE・3GデータSIM」6.6Mbpsの順で大きな差はなく、ドコモも11.9Mbpsとほぼ同様の数字だ。アップロードについては、ドコモもMVNOもほぼ横並びといって過言ではないだろう。
なお調査時期は、2015年1月19日~23日。端末はSamsungのGALAXY Note Edge SC-01Gで、計測は「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを利用し、10時~19時の時間帯に各端末3回計測を行い、平均値を記録した。
《冨岡晶》
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