新生VAIO、“ゼロから開発した”モバイルPC「Z」「Z Canvas」を発表
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昨年の2014年2月、ソニーは決算発表会で「VAIO」ブランドで販売していたパソコンの事業を投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)に売却することを発表。同年5月には事業譲渡に関する正式契約を締結し、7月1日にはPCのブランド名と同じVAIO株式会社として長野県安曇野市を拠点に再スタートを切った。
新生VAIO株式会社から発表された「VAIO」のブランドを冠する製品は、“MONSTER PC”を謳うクラムシェル型のフラグシップモデル「VAIO Z(VJZ13A)」と、キーボード部と液晶部が別筐体構成の「VAIO Z Canvas」。昨年10月から試作機「VAIO Prototype Tablet PC」として公開されてきたモデルがこのたび商品化された格好だ。
「VAIO Z」は2月から発売されるが、本日16日からWebサイトで受注販売を開始する。カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色で、価格は19万円前後になる見込み。「VAIO Z Canvas」は5月の発売開始を予定しており、価格は20万円台後半からになる見込みだ。
ともに同社の高密度実装技術と放熱設計技術をコアとした「Z ENGINE」を搭載。インテルの第5世代CoreプロセッサーやIrisグラフィックスの内蔵によるハイパフォーマンスを実現した。
《山本 敦》
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