神奈川県警、「ひったくり」に関する分析データを公開 | RBB TODAY

神奈川県警、「ひったくり」に関する分析データを公開

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グラフ版ではどの時間帯や場所が危険なのかをビジュアル的に把握できる。この情報を知るだけでもひったくり被害を未然に防ぐことができるだろう(画像はPDFより)
グラフ版ではどの時間帯や場所が危険なのかをビジュアル的に把握できる。この情報を知るだけでもひったくり被害を未然に防ぐことができるだろう(画像はPDFより) 全 2 枚
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 神奈川県警は、県内で起きた「ひったくり」に関する分析をまとめた「ひったくり発生分析(平成26年12月末)」を公表している。

 ひったくりの過去3年間(2012~2014年)の発生件数をはじめ、曜日・時間・場所別の発生状況、被害者の年齢、性別、被害品の所持状況などを数値とグラフで示している。曜日別で最も多かったのが、水曜日で18.2%、ついで火曜日、金曜日が15%。時間別で見ると、18時~23時が50.6%と薄暗くなってからの被害が圧倒的に多いことが分かる。

 発生場所で最も多かったのが、住宅団地で52.1%、ついで駅周辺が23.5%だった。狙われるのは、主に女性で割合は92.6%。中でも60歳以上が45.5%ときわめて高い数値となっている。被害時の状況は、車道側にカバンなどを所持して歩行中が42.3%、自転車などの前かごに所持しているのが40.4%となっている。

《防犯システム取材班/小菅篤》

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