世界最大の家電見本市がアジアに上陸……上海で「CES Asia」が5月に開幕 2ページ目 | RBB TODAY

世界最大の家電見本市がアジアに上陸……上海で「CES Asia」が5月に開幕

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CEA会長兼CEOのゲイリー・シャピロ氏
CEA会長兼CEOのゲイリー・シャピロ氏 全 10 枚
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■効率的な睡眠環境を提供する“インテリジェントアイマスク”が展示

 本日開催の「CES Unveiled Tokyo」では、国内外の企業によるブース展示も行われた。米Intelclinic LLCは、“インテリジェントアイマスク”「neuro:on(ニューロン)」を出展。本体に脳波や顔周辺の筋張力、眼球運動含む生体信号を測定するセンサーを内蔵し、装着したまま眠ることでユーザーの睡眠サイクルを解析。毎日の睡眠時間をわずか2~6時間まで減少することができる交替睡眠パターンを見つけ出して、ユーザーに効率的な睡眠環境を提供するというデジタルギアだ。

 既に公式サイト(www.neuroon.com)ではプレオーダーがスタートしており、同社のスタッフは「世界中から5,000台の予約が入っている」と息巻く。日本からのオーダーも受け付けており、価格は299ドル。一般発売は今年の第三四半期を予定している。

 ドイツのフォアベルク社はロボット掃除機「コーボルトVR200」を展示。コンパクトな本体に1,800回/秒で4m×4m、360度周囲を高速スキャニングするシステムを搭載し、部屋の構造や家具など障害物の配置をマッピング。壁や家具などにぶつかることなく、スマートに室内を掃除できるのが特徴だ。一度のフル充電で10LDKの部屋を掃除できる。2014年12月から日本国内でも販売が開始されて注目を集めている。価格は税別で95,000円。

 ろう者のためのITを活用したサービスを提供するシュアールグループは、iPadなどタブレットやスマートフォンを活用した遠隔手話通訳システムやクラウド型のオンライン手話辞典「スリント」など、現在実用化されているサービスの特徴をデモンストレーションにより紹介。ろう者のためのオンラインバラエティ番組「GO!GO!しゅわーるど」も注目を集めているという。
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《山本 敦》

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