新生活で失敗しない家具選び……とりあえず買って6割が失敗
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その調査では、新生活で家具を購入した人の83%が「必要なのでとりあえず買った」と答えた。しかし、その6割以上が購入した家具に不満を持っていたり、買い直した経験があるそうだ。買い直した家具のなかで多かったのは、1位が「収納用品」、2位が「テーブル・机」、3位が「カーテン」だった。家具は実際に使ってみないとわからない商品とは言え、どれも安いモノではないので経済的な負担が大きい。
さらにこの調査では「自宅にお気に入りのスペースがあるか?」、「自分の部屋に満足しているか?」というアンケートも行なった。結果は「お気に入りのスペースがある」と答えた人が81%で、その中の78%が「自分の部屋に満足している」か「どちらかといえば満足している」と答えている。反対に「お気に入りのスペースがない」と答えている人は、自分の部屋に満足している人はわずか15%しかいなかった。この結果から、満足のいく部屋づくりをするために重要なのは、自分が気にいるスペースを確保することだとわかる。こだわりを持って自分の部屋を充実させれば、楽しい新生活をスタートさせられるようだ。
こういった中、イケアは、後悔しない家具選びのアドバイスを特設ウェブページ「自分らしくつくろう、新生活」で行っている。イケアが提案するのはただひとつ、「気に入った家具をひとつずつ買う」ということだ。イケアの店内には魅力的なアイテムが山のように並んでいてどれも欲しくなってしまうが、そこはグッとこらえて我慢。よく吟味して、もっとも欲しいモノをひとつ買うべき、だという。
新生活をスタートさせる場合は家具を一度に揃えてしまいがちだが、まずは自分が気に入ったアイテムをひとつだけ買うのが失敗しないコツ。購入した家具を自分の部屋で使用すれば、おのずと次に必要・欲しい家具が見つかる。これを繰り返して少しずつ家具を買い足していくと、満足のいくマイルームが完成するそうだ。
イケアのキャンペーンサイトでは、新生活を始める人に向けて部屋づくりのアイデアを紹介している。比較的安価なアイテムが紹介されており、すぐに実践しやすいだろう。
また、イケアでの買い物に便利なスマートフォン用アプリ『「IKEA」アプリ』が配信中。商品のバーコードやQRコードを読み込むと、簡単にショッピングリストを作成できる。紙と鉛筆のメモに頼る必要がなくなるため、買い物に集中できる。
《佐藤隆博》
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