【SS2015速報リポート030】既存の防犯カメラシステムをもっと効率的に運用してくれる「CSP画像センターサービス」 | RBB TODAY

【SS2015速報リポート030】既存の防犯カメラシステムをもっと効率的に運用してくれる「CSP画像センターサービス」

エンタープライズ セキュリティ
ブースに再現された「CSP画像センターサービス」のコントロールルーム
ブースに再現された「CSP画像センターサービス」のコントロールルーム 全 2 枚
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 CSPセントラル警備保障は、セキュリティショー2015のブースにおいて「CSP画像センターサービス」のシステムを展示した。今回の展示では、「CSP画像センターサービス」のコントロールルームをブースに再現。普段は見られない画像センター内の様子を直接見ることができる。

 このシステムは、すでにユーザーが防犯カメラを設置していれば導入に際にして、このサービスのために新たなカメラを購入する必要は無い。既存のカメラをこのシステムに接続するだけでサービスを受けることができる。

 サービス内容は大きく3つ。ひとつは「JCカメラシステム」。公共性の高い場所では雑踏の中から異常を検出する必要があるが「JCカメラシステム」では新たな画像解析アルゴリズムを導入することで、混雑度合いの検知、病人や酔客などの「倒れこみ」検知、放置された不審物の検知などが可能になっている。

 また、施設の外周警備においては特に「トリガー」と呼ばれる検知機能があり、防犯カメラの映像から侵入者の動きを検出することができる。従来の屋外防犯センサーが、センサー同士を結ぶ「線」の警戒であったのに対し、カメラの視界から侵入を検出する「面」の警戒を可能にしている。

 以上ふたつの自動検知機能に加え、CSPが定期的に目視によってカメラ画像をチェックする「画像巡回サービス」は、自動検出機能だけでは判断し切れない要素を目視によってカバーするサービスだ。通常、防犯カメラの動体検知と連動したメール自動通知機能などでは、人以外のものに反応する誤発報も少なくないが、目視による監視を介することで、そうした誤発報か本当に侵入者がいたのかを人間の目でジャッジしてくれる。このような定期巡回の他に、ユーザーによって監視要請ボタンが押された際にも同様に目視による確認が行なわれる。防犯システムでは、誤発報もあるため

 何かがあった際の証拠撮影用くらいにしか使えていなかった既存の監視カメラシステムを、より効果的に運用したい時に最適なサービスと言えるだろう。

《防犯システム取材班/小菅篤》

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