【SXSW2015】大手企業も多数参加のトレードショー 今年の傾向は?
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Java Scriptでプログラミング、様々なIoT機器を作れる開発基盤、Marvell社のKinoma Createが昨年に引き続き展示。昨年と大きく変わったのは、実際に販売されていること、プログラミングが更に簡単になったこと、タッチパネルのUIが向上し使いやすくなったこと、スイッチのコネクターが付いたことだ。特にソースコードが簡単になったことで、処理も速く消費電力も抑えられるそうだ。
デモンストレーションでは色の識別カメラに色をかざすと読み込んで付いているLEDライトの色が同じ色に変化するというものや指紋センサーでドアロックを解除するもの、デバイスを傾けたりすることで実際のボールを転がす迷路ゲームがプレイできるなど、IoTがすぐ作れる様に設計されている。日本でもスイッチサイエンスというところから販売されているそうで、入手可能だ。
■スモールビジネスに最適なマーケットプレイスを展開するHolonis
Holonisという会社はPCのWebサイトやスマホへの最適化、ソーシャルネットワークなどビジネスを管理できるツールを紹介。単純にWebサイトを作るだけでなく、売上データの分析や閲覧者の分析などのマーケティングも可能で、スモールビジネスを行う企業にとっては非常に便利な代物だ。特に今回SXSWに出展しているのはそのマーケットプレイス上で展開されているサンディエゴのスタートアップ企業の紹介を兼ねている。
■コールセンター周りのソリューションを展開するacision
acisionはWebサイトなどのコールセンターのバックヤードを提供するソリューションforgeを展示。Webサイトなどで問い合わせの際にフェイストゥフェイスでコミュニケーションできるビデオチャットや通常のチャット、テキストでのやり取りなどをモバイル環境で展開するのを簡単に作れるソリューションだ。セキュアな環境が用意できるため、特に金融系のサービスにオススメな製品だそうだ。また18歳から30歳の若者は61%の人がWATSAPP、日本でいうとLINEのようなメッセージングでカスタマーサービスとのコミュニケーションを求めているそうで、そのLINE型のチャットも可能としている。
いずれもスタートアップ企業が簡単に利用でき、活用することでエコシステムを築こうとする企業姿勢が伺える。これらの傾向は、より起業しやすい環境が整い、新たなサービスが生まれやすいということにつながっていると言えるのではないだろうか。
《亀川 将寛》
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