【SXSW2015】日本も負けてない……トレードショーで見たイノベーション
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日本の住宅情報サイトHome’sがプロモーションとして国内で展開した家賃と希望条件をリアルな天秤にかけて検索するというすごい天秤がSXSWにも出展。左に家賃の希望額、右に2階がいい、バス・トイレ別などの条件のおもりを乗せ、天秤にかけると、条件にあった物件が何件あるのか表示されるというユニークな機械だ。ブースに訪れた人たちも最初はよく意味がわからなく戸惑っていたが、直感的にすぐに理解し好評だったそうだ。こんなユニークなものを作ったのは面白法人カヤックというプロダクションで、説明員として参加していた。
■ハイテクかつローコストな土壌センシングデバイスSenSprout
土壌のセンシングデバイスは数多くあるが、SenSproutはインクジェットプリンティングによって作られたバッテリー不要の葉っぱ型ハイテクデバイス。普通のインクジェットプリンタに銀ナノインクを装填し基盤を出力、デバイスの形に切り抜くだけなので低コストで製作でき、かつ土壌の情報をエナジーハーベスティングという技術で取得した電力で電波を飛ばし、スマホなどで確認できる。インクジェットプリンティングには昨年のSXSWにも来ていたAgICの技術を利用し、環境中にある微弱な電波をキャッチして電力に変える仕組みのエナジーハーベスティングによって、水分量のデータを送信する。大規模農業などにも向いているそうだ。
■東京電機大学の水中の360度撮影カメラEye Sea
東京電機大学の展示は水中を360°撮影できるビデオカメラ。映像は無線で送られる。海はもちろんのこと、水族館の水槽などでも利用できる。「有線でもいいからバッテリーを気にしないデバイスにしてくれ」「スキューバダイビングの時に使いたい」など来場者から様々な意見をもらったそうで、今後様々な改良を考えているそうだ。
■極限までボタンを少なくできるキーボード TRICKEY
文章を打つ以外でキーボードを使う時に必要なキーだけを配列してカスタマイズが可能なキーボードTRICKEY。デザイナーがショートカットキーのみを配列するなどの用途が最も効果を発揮するデバイスだ。東大のゼミで学生が1周間で発案、制作したもので、そもそもオンラインゲームのショートカットキーを作りたいということがきっかけだそうだ。
■手書きの絵が動き出すThe doodle zooとThe doodle WAR
手書きの絵にハート型のスタンプで命を吹き込むとモニター上を動き出すThe doodle zooとカードに自作のキャラクターを描き、モニターに乗せるとキャラクターが画面に移って戦いを始めるThe doodle WAR。どちらもココノヱという企業の商品だ。仕組みとしてはどちらもテーブル上のモニターの上から手書きイラストをスキャンしてデジタル化し動かす。このユニークな商品にブースは常に来場者でいっぱいだった。
いずれも社会に貢献するという強い思いがあったり、アイデアに富んだ製品であったり、数年後彼らがイノベーションを起こしたとして、この場での展示の様子が振り返られる日が来るかもしれない。
《亀川 将寛》
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