【木暮祐一のモバイルウォッチ】第72回 身の周りの空気を“可視化”するスマホ連携センサー
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九州方面へ出張した際に驚かされたが、高台から遠景を望むと地面に近いところがよどんで見える。それが噂の大陸から飛来してきた「PM2.5」らしいのだが、いずれにせよ、目に見えない微細な粉塵(浮遊粒子状物質)が大気にはたくさんあるようだ。
そんな浮遊粒子状物質を計測できるセンサーが発売された。スマートフォンとBluetoothで接続し、アプリを通じて大気中の汚染状況を計測できる「airmon(エアモン)」だ。花粉の飛来する時期にタイムリーな話題ということもあって、早速入手したのでファーストインプレッションをお届けしたい。
■スマホと連携するセンサーの新アイデア
スマホと連携する各種センサーは、今後のスマホ関連市場を盛り立ててくれる重要なアイテムと考えているが、その大半は活動量や心拍等、身体の状況を収集するウェアラブルデバイスが大半である。そんな中で、今回紹介する「airmon(エアモン)」は、大気の汚染状態を計測できるという、これまでに無かった視点のスマホ連携センサーだ。製造・販売は株式会社E3で、アマゾン経由で購入が可能。ソフトウェア部分のアプリはベンチャー企業のUXFが提供を行う。現時点ではiOS向けのもののみであるが、近くAndroid版も公開される予定。販売価格は、現時点で初期ロット限定の発売記念価格で提供しており9,980円(税込)。今後、定価は11,900円となる予定。
airmon本体のサイズは、縦約60mm×横約58mm×幅約58mm、重量は約135グラム(筆者実測値)と手のひらサイズであるが、ポケットに入れていつでも持ち歩くという感じのサイズではない。重量はさほど感じないので、カバンに入れておいて、出先で計測するような使い方に不自由はなさそうである。充電はマイクロUSBプラグを使用する。本体以外の付属品は、充電用のマイクロUSBケーブルと取扱説明書、保証書など。
《木暮祐一》
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