「北区のみなさまが認めてくださったこと、心が震えるほど感謝の念に堪えません。。」と当選を喜んだ斉藤さん。「組織票の動く中、選挙カーも使わずに日々の選挙活動において、北区の優しいみなさまが本当のバリアフリーを理解し私を信じ望まれた結果の当選だと存じております」と区議選を振り返った。
斉藤さんは髄膜炎の後遺症により生後1歳10ヵ月で聴力を失ったが、東京・銀座の高級クラブでホステスとして働き、筆談を駆使した接客で人気ナンバーワンに。2009年の自叙伝『筆談ホステス』がベストセラーとなり、翌年にはドラマ化もされた。4歳の女児を育てるシングルマザーでもある。