台湾や台北にある本店では、多い日で1日2,500人以上が行列するなど、台湾で人気ナンバー1かき氷としても知られている。一体、どんな台湾スイーツなのだろうか。
見た目のインパクトもさることながら、その味わいも日本のかき氷とは食感も味わいも大きく異なっている「アイスモンスター」のかき氷。特徴は、マンゴーなどのフルーツやコーヒー、紅茶などそのままの味を再現した氷「フレーバーアイスブロックが特徴だ。日本のかき氷は、氷をかいた後にシロップをかけて味付けするのが一般的だが、「アイスモンスター」は既に味付けされた氷を削りだすことで、きめ細かく折り重なった絹のような舌触りを持つ氷に仕上がっている。濃厚な味わいとフレーバーで、口に含むふわりととろける食感が新しい。
創設者でありオーナーのフランク・ロー氏は、日本でも話題の「マンゴーかき氷」を生み出した第一人者として有名。お店のロゴにもロー氏をモチーフにしたなんとも親しみやすいイラストが描かれている。2014年には台湾・台北に2号店をオープンし、中国・北京にも進出している。
そのロー氏が最もこだわっているのが、パティシエが作るスイーツのような感覚で、リアルな「味、香り、色、そして食感」を生み出すことだったという。これが、「アイスモンスター」のフレーバーブロックの開発につながっているのだそうだ。
今回、日本初上陸にあたり、定番の「マンゴーかき氷」を始め、台湾でも人気の暖かいタピオカをのせた「タピオカミルクティーかき氷」、アイスクリームやゼリーをトッピングした「コーヒーかき氷」などがラインナップ。いずれもこれまで味わったことのないような新感覚の一品となっている。
店内はウッディでカジュアルな雰囲気の内装になっており、気軽なカフェスタイルでかき氷を楽しめる。味わいも新感覚だが、ボリューム感も驚きなので、ぜひ今夏に一度は足を運んでみてはいかがだろうか。