初の「日本ギフト大賞」にザ・プレミアム・モルツやAGFコーヒーギフトなど
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日本ギフト大賞とは、心のこもったギフト商品や地域に根差した独自のギフト商品、独創的なギフト企画などの表彰を通じ、日本固有の「贈答文化」をあらためて定義しなおし、ギフトに関わる産業や店舗、ギフト習慣の活性化に貢献することを目的に、各界から多彩な選考委員を集めて幅広い分野におけるギフトを選出し、顕彰するもの。
第1回の話題賞は「三越伊勢丹のライオン像 日本体育大学への寄贈」で、2020年の東京五輪に向けて寄贈が実現したもの。音楽ギフト賞は「楽器演奏、聖歌/声楽ギフト(村上音楽事務所)」。“心を動かす感動は本物からつくられる”というコンセプトのもと、音楽を通じた婚礼演出、挙式演出、イベントの運営などが評価された。
また、プレミアムギフト賞は「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」に。「世界最高峰のビールをつくりたい」という醸造家の想いから生まれ、徹底的な「こだわり」をもってつくられた商品。「プレミアムなものを贈りたい」という消費者のニーズを引きだした先駆者として表彰された。
さらに和食ギフト普及賞の「森永絹ごしとうふ(森永乳業)」は、農家と契約して遺伝子組み換えではない丸大豆を使用し、年間販売量約1000万丁に達することなどが、コーヒーギフト育成賞の「AGF コーヒーギフト(味の素ゼネラルフーヅ)」は国内において長年にわたりコーヒーギフトを普及させ、そこに込める贈り主の思いや愛情をコーヒーの香りとおいしさを通じて贈るという習慣を創造してきたことなどが評価された。
地方文化交流賞は、日田市(大分県)伊那市(長野県)「井上酒造麦焼酎ゴルフ寺弘妙寺」。都道府県賞は、47都道府県の商品からひとつが選ばれた。
ギフト大賞を受賞した商品のひとつ、ザ・プレミアム・モルツを製造・販売するサントリービールの水谷徹代表取締役社長は「プレミアム・モルツは、『世界最高峰のプレミアムビールをつくろう』という意気込みでつくったもの。開発当時、世はデフレのまっただなか。手ごろな価格のビールがいろいろ出てくるなか、プレミアムな商品にトライ。社運をかけて、『やってみなはれ』という精神でつくったもの。受賞はたいへん光栄」とコメントした。
《大野雅人》
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