錦織が全仏8強入り……松岡修造氏、4回戦の勝因を解説 「ランキングは関係ない」
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テニス全仏オープン、5月31日の4回戦で日本人男子として82年ぶりのベスト8進出を果たし錦織圭選手に、スポーツキャスターの松岡修造氏が自身のブログで「心からおめでとう!」と祝福した。
松岡氏は1日に更新したブログで、「同じ日本人テニス選手として心からおめでとう!そしてありがとう!と言いたい」と錦織選手の快挙を称え、「“ベスト8、ここからが勝負” そんな雰囲気、風格が感じられる」と、すでに8強入りは“順当”となった日本のエースを評した。
しかし4回戦で対戦したティムラズ・ガバシュビリ選手(ロシア)が世界ランク74位でノーシードと、錦織より格下であることから、“勝つのは当たり前”とする考えには「ちょっと待って ちょっと待って 渾身の 喝!」を入れた松岡氏。「大会が始まるとランキングは関係ない。ランキングが上であればハンディがあるのかといえばありません。唯一あるとすれば、シード権として組み合わせでトップ選手と当たらない場所に入ることぐらい」と説明し、今大会のガバシュビリについて「破ってきたシード勢よりも強い選手であり、最も勢いのある選手」と、決して余裕の相手ではなかったことを強調した。
それでもなお、「圭の圧倒的な勝利だった」とする理由は、「心が一つに集まっていた(集中していた)」ことだと松岡氏。錦織には集中力を乱される状況が多々あったとして、「3回戦不戦勝で3日間も試合があき、待たされた」「試合前、雨で待たされた」「試合中、雨の中断で待たされた」とそれらを挙げた。
雨が降るとドロドロになってしまう全仏のクレイコートで、錦織も試合中に何度か足を滑らせる場面があったが、「体幹を鍛えてきた圭はバランスを崩しながらもしっかりと処理していた」。さらに松岡氏いわく、雨が降った際には会場・ローランギャロスの客席にはオシャレなパリの人々が差す傘やレインコートの色が鮮やかで、「選手としては鮮やかな色も増え、どうしても気になる状況に。特に、雨が降りはじめると傘をさし始めたり、コートを着たり、この仕草が思った以上に気になるのだ」という。
それでも「ただ、圭は一切心が乱れなかった。乱れたのは相手のガバシュビリ。周りを気にしながら何か言い訳を探している雰囲気がうかがえた」と、集中力の差が今回の勝敗につながったと解説した。
松岡氏は1日に更新したブログで、「同じ日本人テニス選手として心からおめでとう!そしてありがとう!と言いたい」と錦織選手の快挙を称え、「“ベスト8、ここからが勝負” そんな雰囲気、風格が感じられる」と、すでに8強入りは“順当”となった日本のエースを評した。
しかし4回戦で対戦したティムラズ・ガバシュビリ選手(ロシア)が世界ランク74位でノーシードと、錦織より格下であることから、“勝つのは当たり前”とする考えには「ちょっと待って ちょっと待って 渾身の 喝!」を入れた松岡氏。「大会が始まるとランキングは関係ない。ランキングが上であればハンディがあるのかといえばありません。唯一あるとすれば、シード権として組み合わせでトップ選手と当たらない場所に入ることぐらい」と説明し、今大会のガバシュビリについて「破ってきたシード勢よりも強い選手であり、最も勢いのある選手」と、決して余裕の相手ではなかったことを強調した。
それでもなお、「圭の圧倒的な勝利だった」とする理由は、「心が一つに集まっていた(集中していた)」ことだと松岡氏。錦織には集中力を乱される状況が多々あったとして、「3回戦不戦勝で3日間も試合があき、待たされた」「試合前、雨で待たされた」「試合中、雨の中断で待たされた」とそれらを挙げた。
雨が降るとドロドロになってしまう全仏のクレイコートで、錦織も試合中に何度か足を滑らせる場面があったが、「体幹を鍛えてきた圭はバランスを崩しながらもしっかりと処理していた」。さらに松岡氏いわく、雨が降った際には会場・ローランギャロスの客席にはオシャレなパリの人々が差す傘やレインコートの色が鮮やかで、「選手としては鮮やかな色も増え、どうしても気になる状況に。特に、雨が降りはじめると傘をさし始めたり、コートを着たり、この仕草が思った以上に気になるのだ」という。
それでも「ただ、圭は一切心が乱れなかった。乱れたのは相手のガバシュビリ。周りを気にしながら何か言い訳を探している雰囲気がうかがえた」と、集中力の差が今回の勝敗につながったと解説した。
《花》
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