【Interop 2015 Vol.53】スキャリティ・ジャパン、SDS製品の「Scality RING」をデモ
ブロードバンド
その他
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
【Interop 2015 Vol.46】ネットワークアダプタがついに100Gbpsの時代に……メラノックスがアダプタカードを発表
-
【Interop 2015 Vol.28】フォーティネット、100GbEを6基ぶん搭載したFortiGateシリーズの最上位モデルをデモ

Scality RINGは、オブジェクストレージのアーキテクチャーをベースにしており、従来ハードウェアで実現されてきたストレージ機能をソフトウェア上で再定義できるSDSソリューションだ。オブジェクトのみならず、ファイル(NFS/SMB)や、VMベースアプリケーションへのネイティブインターフェースを実装し、複数のアプリケーションと自然な形で連携させることが可能だ。
大きな特徴は、ハードウェアに依存せず、標準的なIAサーバーなどを利用して、大規模な分散ストレージシステムを構築できること。実質上、無限大の拡張性を有しており、ペタバイト級の事例がワールドワイドで80社以上もある。たとえば、米国のロスアラモス国立研究所や、イギリスのDailymomtionなどでも導入されているという。
Scality RINGは、データを保持する「RINGストレージノード」と、データの格納/取り出しを行う「RINGコネクターノード」、統合管理を行う「RINGスーパーバイザー」で構成される。リング型のトポロジーになっており、ストレージノードとコネクターノードを必要に応じて増やすことで、リニアな拡張性に対応できる。そしてペタバイトからエクサバイト級のストレージシステムを柔軟に構築できるようになるわけだ。
今回のSDI ShowCaseでは、東京2拠点と幕張3拠点をインターネットで接続した特設デモ環境を構築。疑似的にネットワーク障害を発生させて、いずれかの拠点をダウンさせたとしても、Scality RINGが堅牢に動作し、データを消失せずに、継続的な作業ができることを証明していた。
《井上猛雄》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
【Interop 2015 Vol.46】ネットワークアダプタがついに100Gbpsの時代に……メラノックスがアダプタカードを発表
ブロードバンド -
【Interop 2015 Vol.28】フォーティネット、100GbEを6基ぶん搭載したFortiGateシリーズの最上位モデルをデモ
ブロードバンド -
【Interop 2015 Vol.29】押すだけでツイートするビーコン「リアルTwitterボタン」
エンタープライズ -
【Interop 2015 Vol.30】本棚を模した情報配信ディスプレイ「ぽん棚」、ミライトが今夏発売
エンタープライズ -
【Interop 2015 Vol.11】本日、開幕! 486社・1,345小間が出展
ブロードバンド -
【Interop 2015 Vol.16】高齢者の歩行アシストカートをIoT化……バックグラウンドを富士通がサポート
ブロードバンド -
【Interop 2015 Vol.17】キャリアなどの大規模データセンターでの運用を想定……NECのSDN対応スイッチ
ブロードバンド -
【Interop 2015 Vol.3】KDDI研究所ら、SDN/NFV時代の運用自動化デモをShowNetで披露
エンタープライズ