中小の製造業・サービス業へのロボット導入補助、1次公募の採択決定 | RBB TODAY

中小の製造業・サービス業へのロボット導入補助、1次公募の採択決定

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「中小企業経営支援等対策費補助金(ロボット導入実証事業)」の流れ
「中小企業経営支援等対策費補助金(ロボット導入実証事業)」の流れ 全 2 枚
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 日本ロボット工業会は、国の平成26年度補正予算「中小企業経営支援等対策費補助金(ロボット導入実証事業)」について、1次公募での採択結果を発表。2次公募についても、6月12日に開始した。

 「中小企業経営支援等対策費補助金(ロボット導入実証事業)」は、ものづくり分野やサービス分野などにおいて、ロボットを活用しようという中小企業を補助するもの。2つの事業が定められ、まず1つ目の「ロボット導入実証補助事業」は、ロボットの導入により自動化され、労働環境の改善や生産性の向上が期待できる事業者が対象。ロボット等の設備導入や、ラインのシステムインテグレートなどに要する費用の一部を補助する。

 2つ目は「ロボット導入FS補助事業」で、これはロボットの活用が進んでいない分野の事業者が対象。業務分析の実施やロボット導入の費用対効果の算出など、ロボット導入の実現可能性調査(FS調査)に要する費用の一部を補助する。

 1次公募は3月31日~5月8日を期間として、このたび、「ロボット導入実証補助事業」は140件の公募の中から80件の、「ロボット導入FS補助事業」は5件の公募のすべての採択を決定した。採択事例には、例えば「ロボット導入実証補助事業」では日本ピストンリング(埼玉県さいたま市)の「ロボット搭載の無人搬送車による自動化」、「ロボット導入FS補助事業」ではマルヨ水産(青森県八戸市)の「シメサバ製造骨抜き工程のロボット適用検証事業」がある。

 「ロボット導入FS補助事業」については、7月31日を締切として2次公募も開始した。ロボットを導入したことがなく、今後、ロボットの活用を視野に入れている中小企業はこの補助を積極的に利用したい。

中小の製造業・サービス業へのロボット導入補助、1次公募の採択決定!2次公募も開始

《加藤/H14》

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