【防犯防災総合展2015#012】1台で可視光撮影と赤外撮影が可能なデュアルPTZカメラ
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
本製品は、旋回台、ハウジング、可視光用ネットワークカメラ、赤外線サーマルカメラが1つに集約されたカメラで、本体左側に可視光用ネットワークカメラ、右側に赤外線サーマルカメラを備えている。ハウジングは、防塵防水性能はIP68の保護等級で、メーカー独自の試験によれば、塩水シャワー試験1,000時間をクリアし、耐風速が40m/s、耐衝撃が30G、耐振動2Gという耐久性を誇っているとのこと。カメラはそれぞれ水平360度、鉛直360度回転し、回転速度は最速で100度/秒となっている。
昼間は可視光用のネットワークカメラの映像を使い、可視光では撮影しずらい夜間・早朝にはサーマル映像を使うことで、昼夜を問わない映像監視が可能になる。機械や構造物の監視なら、サーマル映像があることで、異常な発熱や冷却を視覚的にとらえることが可能。ソーラー発電所のパネルの監視などにも適している。防犯面では、サーマル映像なら外周監視などで、人間や動物、クルマの侵入なども目視できるので、よりハイレベルな映像監視が行える。
TPVシリーズは、38万画素のネットワークカメラと720×480のサーマルカメラを使った「TPV-IBD」と、214万画素のネットワークカメラと1,280×720のサーマルカメラを使った「TPV-IHD」がラインナップされている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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