ゴルフ片山晋呉プロ、『みんなのゴルフ』に登場! アフレコを初体験
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今回コラボするにあたり「みんゴル6」のゲームにプロゴルファー・片山晋呉のキャラクターアバターが登場予定。そのボイス収録が6月18日に行われた。
片山プロは自身のキャラクターがゲームに登場することについて、「ゲームは(タイトルに関係なく)まったくやったことがないのですが、これを機にやります。でも、僕の場合は思ったようにいかなくて、自分で実際にやったほうがうまいんだろうな、と感じるでしょうね」と笑いを交えながら話す。
プロゴルファーの代表として「みんゴル」に出ることへの感想を、「今はプロゴルファーでも名前と顔が一致しない選手も多い。僕も元々そうだったので、顔と名前が一致したらいいな、というところから、キャラクターにしてもらえるというのはすごく幸せだし、こういったチャンスをいただいてありがたいと思います」と感謝の気持ちを述べた。
そしてこの日、ボイス収録のアフレコに挑戦した片山プロ。「いっつもコース上で思わず出てしまう『ああ、なんで?』などの残念な言葉はすぐ上手くいきました(笑)。『曲がればいいのにな』とか、人をけなすような言葉は(実際のコース上で)あまり思わないので、難しかったですね」と、意外な点でアフレコの難しさに苦戦したようだ。そんな片山プロに、気に入ったセリフを尋ねると、いつもコース上で出てしまう「あ~あ」だと言っておどけてみせた。
自身のキャラクターをどんな人に使ってもらいたいか聞くと、「ゴルフを知らない人に、ですね。ゴルフを知らない人にも興味を持ってもらいたい、というコンセプトがあるので、知らない人にプレイしてもらって、実際のコースを回っている姿を見てもらうっていうのが、ゴルフが発展していく上でも大切なんじゃないかな」と答えた。
マッチプレーについては、「去年久しぶりにやってみて、出場した選手全員が『マッチプレー面白いね』って言っていた。ストロークプレーとは違って、目の前の相手にだけ勝てばいい。それだけに、外したことなど、一つ一つに結構動揺するんですよね。ストロークプレーの時には見せない感情が出てきた」と、その魅力を語った。
マッチプレーの大会を昨年11年ぶりに日本で開催したネスレ日本の出牛誠氏にも話を伺った。出牛氏は大会事務局長を務めている。
今年の9月の開催で2回目となる『ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯』は、グローバル企業であるネスレが、世界にチャレンジする日本のゴルファーをサポートしていきたい、という“グローバルサポート”を目的に主催。初代チャンピオンの松村道央プロは、ヨーロピアンツアー公式戦に参加。実際に海外へのチャレンジを成し遂げた。
昨年は優勝賞金4000万円+グローバルサポート1000万円の5000万円を賞金金額としていたが、今年はさらに金額を大きくした。優勝賞金だけで7000万円という数字は、国内男子プロ最高の優勝賞金額となる。海外へ挑戦していく選手をバックアップする意味を込め、昨年よりも高額の優勝賞金を用意したという。
今回のゲームとのコラボは、「みんゴル」という世界でも人気のゴルフゲームとのコラボレーションによって、より多くの人に大会を意識してもらう狙いだ。「ゲームから入っていただいて、次にネットのライブ中継、そして実際にゴルフをするようになっていくなど、そうやってゴルフの裾野が広がっていけばいいな、と考えています」(出牛氏)
なお、「名前を聞くだけで思い浮かぶ有名選手なので、プロポーションやスイングの形、ガッツポーズにも片山さんらしさを出せるようこだわっています」と、ソニー・コンピュータエンタテインメントの小番芳範氏が述べた片山プロのアバターは、トレードマークのテンガロンハット姿になるようだ。
片山プロのキャラクターアバターは、すでに発売している『みんなのゴルフ6』を購入しているユーザーへ向け、9月に行われる大会と連動するタイミングで、ダウンロード配信する予定だ。
《non》
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