JR西日本宮島フェリー、新船導入へ
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宮島航路は、山陽本線の宮島口駅(広島県廿日市市)と宮島を結ぶ旧国鉄航路。1987年4月の分割民営化に伴いJR西日本に引き継がれたが、2009年4月にはJR西日本が全額出資するJR西日本宮島フェリーに分社化された。
現在使われている船舶は、国鉄時代の1987年2月に就航した「ななうら丸」と、1996年4月就航の「みせん丸」、2006年5月就航の「みやじま丸」。このうち「ななうら丸」は老朽化が進んでおり、代替として新しい「ななうら丸」を建造することになった。
新「ななうら丸」は、船首と船尾の形が同じで、前後に操縦装置とプロペラを装備する両頭船。操縦性能や環境性能を向上させるため、可変ピッチプロペラ・カーボンプロペラを採用する。大きさは全長37.5m・全幅10m。総トン数は275tで、主機関出力が736kW、航海速力が9ノットになる。6台までの車を積載でき、車を積載しない場合の定員は800人になる。
船体は3層構造で、1階が車両甲板、2階が遊歩甲板、3階が航海甲板となる。車両甲板と遊歩甲板には客室スペースが割り当てられており、車両甲板の客室にはバリアフリー対応のトイレが設置される。
JR西日本宮島フェリー、「国鉄型」老朽化で新船建造…11月就航へ
《佐藤正樹(キハユニ工房)@レスポンス》
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