【オフィスセキュリティEXPO #06】ICカードでキーボックスを一元管理できるソリューション
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
企業における従来のキー管理といえば、貸出簿などへの記帳式だったり、組織の上長が管理するといったアナログな方法で行われることが多かった。だが、本システムはICカードで管理することで、誰がいつ借りて、いつ戻したかといった詳細なログの保存や、複数拠点のキーボックスの一元管理を実現する。
これにより、貸出簿に記入する手間の軽減、記入忘れによるキーの所在不明案件の抑止、アナログな管理では不十分な面があったセキュリティ面の強化が可能になる。
システム概要としては、ICカードで施錠・解錠するための認証端末、ループアンテナ付きのセーフティボックスが基本となり、キーやUSBメモリなどにRFIDタグを付けることで、持ち出されているかどうかをPC上で視覚的に管理することができる。また、本機を複数導入した場合は、ネットワーク上で管理情報を一元化することも可能だ。
「Smartセーフティボックス」はサイズがW550×H640×D80mmで、重さが約15kg。ボックスには50の物品を収納することが可能で、Mifare、FeliCa、eLWISEの3種類のICカード規格に対応している。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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