北極海の海氷、観測史上4番目に小さい面積
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また、大西洋と太陽とを結ぶ北極海航路については、ロシア側の北東航路が8月中旬、カナダ側の北西航路が9月初めに開通する見込み。両航路共に海氷域に入ることなく通行可能になるのは2年ぶりだ。
ウェザーニューズによると、現在の北極海の海氷は約700万平方kmで、1日に約10万平方kmのペースで融解しているという。この時期では、2012年、2007年、2011年に次ぎ、観測史上4番目に小さい面積となっている。
今年は昨年や一昨年に比べ、特にロシア沿岸での海氷の融解が進んでおり、カラ海西部やラプテフ海東部、チュクチ海ではすでに大半の海氷が融け、開水面となっている。また、カナダ多島海でも昨年以上に融解が進んでいる。
北極海の海氷面積は例年9月に最小となるが、今年は昨年より30万平方km縮小し、約450万平方kmとなる予想だ。今シーズンは、東シベリア海の海氷が後退することによって8月中旬にロシア側の北東航路が開通し、昨年は開通しなかったカナダ側の北西航路も9月初めには開通する見込み。
北極海の商業航海や資源開発の動きは年々活発になっており、ロシアのNSRA(北極海航路管理局)によると、今年、北東航路の通行許可を得た船舶はすでに500隻を超え、昨年の同時期を上回るペースで増加している。
《高木啓》
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